内容説明
視点を変える。足るを知る。それだけで人生は輝く。救急医療の現場で命と向き合ってきた医師が語る、与えられた人生を、悔いを残さず生き切る秘訣。
目次
第1章 持たない(物が多くなると、不自由になる;必要な物、不要な物の分類から始めよう ほか)
第2章 こだわらない(融通無碍に生きる;幸せも不幸せも受け止め方しだい ほか)
第3章 思い込まない(全員が同じ意見なら危うい;毎日、生きていること自体が修行 ほか)
第4章 心配しない(うまくやろうと思うより、精一杯やってみる;体の声を聴く ほか)
第5章 悩まない(やることを決め、心配事を解消しておこう;視点を変えれば出口が見える ほか)
著者等紹介
矢作直樹[ヤハギナオキ]
1981年、金沢大学医学部卒業。その後、麻酔科を皮切りに救急・集中治療、内科、手術部などを経験。1999年、東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻および工学部精密機械工学科教授。2001年より東京大学大学院医学系研究科救急医学分野教授および医学部附属病院救急部・集中治療部部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mura_ユル活動
95
矢作医師の本2冊目、読友さんも読んでいたことを知り読んでみることに。命に関わる医師という職業だからこそ見えているものがある。響きました。人間関係のこと。どう理不尽さに心の整理をつけるか、経済右肩上がりの英華を経験している50歳前後の私の世代(バブル世代)にはもってこいの本でした。やはり一種のマインドフルネス「今できることを精一杯やること」、未来がどうなるかで悩まない。年下でも私はプライドは捨てて、知らない事を聞くことができる。出張移動中に拝読。2018/12/25
香菜子(かなこ・Kanako)
37
悩まない---あるがままで今を生きる。矢作直樹先生の著書。悩んでも仕方がない、悩まないのが一番。でも、悩まない、あるがまま、言うは易く行うは難しです。2018/11/29
ナミのママ
34
この方の本が好きで、少しずつ集めています。出版社によるのかな?これは、あまり魂とか死後の世界については書いていません。自分の考えとして、道徳的な事を書いているのですが、おしつけがましくなく「どうとらえるかは読者次第」のようなスタンスが好きです。私には精神世界的なことも含めうなづけることばかりなのですが、自分が病気になったり、他人とのトラブルに見舞われた時も、そう思えるかは自信がありません。手元に残しておきたい本です。2014/09/30
こなつ
26
矢作先生二作目。心が少し重いなと感じてたので読んでみた。 心が軽くなった。 2019/07/25
スリカータ
19
最近、読み耽っている矢作直樹先生の本。仏教に造詣が深いことは他の著書からも窺えましたが、神道について理解を深められたところがこの本の収穫でした。八百万の神を祀る神道は開祖も経典もなく、神社は誰でもお参りできる。言われてみれば、そうでした。過去を悔やまず、未来を恐れず、中今(なかいま)を生きる考え方は潔くて、自分もそうありたいと思います。2022/06/13