史上最大の決断―「ノルマンディー上陸作戦」を成功に導いた賢慮のリーダーシップ

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史上最大の決断―「ノルマンディー上陸作戦」を成功に導いた賢慮のリーダーシップ

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  • サイズ A5判/ページ数 389p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784478023457
  • NDC分類 391.26
  • Cコード C0034

出版社内容情報

『失敗の本質』から30年。「偉大なる平凡人」にして連合軍の最高指揮官・アイゼンハワー、天才政治家・チャーチル、策士の大統領・ルーズベルト……多士済々の知略と努力が第2次大戦の活路を拓いた! 20人のリーダーたちが織り

内容説明

空前絶後のプロジェクト「Dデイ」成功の本質。連合軍を率いた「偉大なる平凡人」最高司令官アイゼンハワー、天才政治家チャーチル、猪突猛進の指揮官パットン…多士済々の知略と努力が活路を拓いた!リーダーたちが織りなす戦場の決断の軌跡。

目次

敗戦の教訓(ヒトラーの挑戦とチャーチルの英断―「電撃戦」で始まった第2次世界大戦;「フランス敗れたり」の衝撃とチャーチルの東奔西走―バトル・オブ・ブリテンから連合国の成立まで)
リーダーの選定(“偉大なる平凡人”アイゼンハワーの成長―連合軍3度の上陸作戦;宰相たちの戦略とリーダーシップ―欧州本土上陸「大君主作戦」)
戦いの現場(現場指揮官の決断と覚語―Dデイ1944年6月6日;「戦後」を見据えたリーダーたちの思惑―パリ解放、そして最後の戦いへ)
決断の本質(ノルマンディー上陸作戦の戦略論―複雑系戦史の視点;アイゼンハワーのリーダーシップ―フロネシスの視点)

著者等紹介

野中郁次郎[ノナカイクジロウ]
1935年東京生まれ。一橋大学名誉教授。早稲田大学特命教授。58年早稲田大学政治経済学部卒業後、富士電機勤務を経て、カリフォルニア大学バークレー校経営大学院博士課程修了(Ph.D)。南山大学、防衛大学校、一橋大学、北陸先端科学技術大学院大学、一橋大学大学院国際企業戦略研究所で教鞭をとる。紫綬褒章、瑞宝中綬章受章。知識創造理論の提唱者であり、ナレッジ・マネジメントの世界的権威として、米経済紙による「最も影響力のあるビジネス思想家トップ20」でアジアから唯一選出された

荻野進介[オギノシンスケ]
1966年埼玉生まれ。文筆家。1989年一橋大学法学部を卒業後、PR会社、リクルートワークス研究所を経て、2004年に独立。主に人事・雇用・経営分野で活動。現在、ニッチモ所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

84
野中さんが初期の頃にまとめた「失敗の本質」が日本の軍隊の失敗の事例をもとにしているのに対して、これは連合軍の「ノルマンディー上陸作戦」の成功原因を分析しているものです。読み物として非常に面白く意思決定論の勉強にもなると思ますが、長いスパンで考えていることが成功につながるような気もします。最後の章で書かれている六つの能力で構成される実践知が著者の言いたかったことなのでしょう。2015/07/09

Kiyoshi Utsugi

32
大きくは ・敗戦の教訓 ・リーダーの選定 ・戦いの現場 ・決断の本質 から成っています。 最後の「決断の本質」では、 ・ノルマンディー上陸作戦の戦略論 ・アイゼンハワーのリーダーシップ が書かれているにで、時間のない人には、ここだけでも読むと良いかもしれません。 ノルマンディー上陸作戦には、ルーズベルト、チャーチルといった政治家からアイゼンハワー、マーシャル(後にマーシャル・プランで有名になった)、パットンといった軍人など多くの人が関わっていますが、彼らのリーダーシップについても書かれています。2023/01/26

みき

26
戦略論、歴史読物どちらとカテゴライズしても良書。序盤は人にフォーカス、中盤は戦記物、後半はリーダー論。どこを読んでも面白い稀有な本。個人的には戦記物の中盤がお気に入り。いかにしてdデイを迎えたか、いかにしてdデイのあと戦争が集結されたかを詳細に解説しています。副題にリーダーシップとあるように指揮官とはどうあるべきかとあるように基本的にはリーダーシップについての本なのでしょうが人によって色々な読み方ができると思います。2022/04/16

Hidetada Harada

24
難しかったぁ〜!物語に入り込めなかったので理解は薄いのだけど、それでもいくつか学びはありました。①リーダーの役割は最善の決断を下すこと。②リーダーシップというのは、目標を決めて土俵を準備し実行する所まで。言いっ放しではない。③丸暗記も大切。④文脈力(パターン認識)の大切さ。⑤地道な努力の大切さ。いつか再読する日が来るかどうかは分かりませんが、次はもっと消化出来る様になっていたいです。2020/05/16

23
アイゼンハワーのリーダーシップについてが主眼の経営書とのことだが、戦記物としても詳しく分かりやすくて良かった。続けてノルマンディ上陸作戦を読んだのだけど、先にこちらを読んでいたので理解が深まったし。無数の地雷や塹壕まみれの海岸に強襲上陸するんだから、そら地獄絵図だわ…。ドイツ側はヒトラーが軍司令も兼任し、指揮系統が複雑で錯綜していたが、連合軍は作戦遂行の権限を司令部に集中させる一方、師団など現場の司令官に自由裁量を与えていた。折からの天候不順にも独自に判断し適応して反撃していったのが勝因とのこと。 2023/07/12

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