出版社内容情報
アメリカには、高齢書の雇用に成功し、この10年間、右肩上がりの成長を続ける企業がある。本書は、気鋭の文化人類学者が5年かけてこの企業を取材し、その同じ職場で高齢の従業員たちとともに働く経験をしながら、高齢者にとって働
内容説明
年を取って引退した身でありながら働く―その動機や経験は人によってさまざまであり、互いに相容れないものもある。本書は、従来の基準に照らせば引退していてもおかしくない年齢の人にとって、働くことはどんな意味があるのかを考えていく。
目次
針をつくることは、人生を生きること
第1部 UP THE STAIRS階段をのぼった先にある世界(フレッドのために稼ぐ―生産性、人々、生きがい;アンティークな機械とアンティークな人たち―ヴァイタニードルという家族;しばられない生き方―自由と柔軟性)
第2部 IN THE PRESSメディアはどう見ているか(「高齢化の波」に乗る―世界各地で高まるヴァイタニードルへの関心;ローザは国の宝―「スター」になって発揮された行為主体性)
小さな工場が教える大きな教訓
著者等紹介
リンチ,ケイトリン[リンチ,ケイトリン] [Lynch,Caitrin]
オーリン大学人類学准教授。シカゴ大学で文化人類学の修士号、博士号を取得。米国人類学協会(AAA)会員。専門は労働、ジェンダー、高齢化政策、文化基準など
平野誠一[ヒラノセイイチ]
銀行勤務などを経てビジネス・経済・金融関連の翻訳に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まさき|SNS採用に強いフリーランス
takao
kurihara ayumi
yuka
rakuspring