内容説明
子どものこころはどのように傷つくのでしょうか。いじめ、不登校、引きこもり、虐待…“子どものこころの世界”を支えることが、今、求められています。
目次
第1章 子どものこころを支える(誰にも言えない「いじめ」の苦しみ(いじめられっ子の事例)
「いじめ」に潜む“こころの傷”(いじめっ子の事例)
現実が混乱し荒れるほど安心する“こころの中の災害”を抱える子どもたち ほか)
第2章 子どもの安全基地としての親のこころ(「母子同一化」をはばむ落とし穴;未解決な「こころの問題」を抱える母親たち;無意識に子どもを傷つける母親たちの心理 ほか)
第3章 親と子のこころの世界(“悲劇のヒロイン”の母親を持つ子どもたちの“こころの叫び”;誰も知らない日本型「ミュンヒハウゼン障害」と「ミュンヒハウゼン傾向」;「発達障害」というカテゴリーに閉じ込められた子どもたち ほか)
終章 小鳥が教えてくれたこころの交流
著者等紹介
網谷由香利[アミヤユカリ]
北海道生まれ。東洋英和女学院大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了。博士(人間科学)。臨床心理士。専攻は臨床心理学、分析心理学。「佐倉心理療法研究所」所長。ユング派の分析家・織田尚生氏に師事。深刻なこころの傷を抱える多くのクライエントをサポートするセラピストとして、その驚異的力量が注目されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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