内容説明
本書は米国発の世界経済危機が日本経済に与えた影響を主として金融機関の行動に注目しながら分析している。また、最近、大きな関心が高まっている機関投資家の生保会社や私立大学の資産運用にも触れている。これにより日本経済が困難な局面から脱出する方法を模索している。
目次
第1章 世界経済危機の本質
第2章 金融機関への公的資金注入は信用収縮を回避できるか
第3章 中小企業等金融円滑化法が金融機関と日本経済に及ぼす影響
第4章 大和生命の経営破綻と生保の株式会社化
第5章 世界経済危機が私立大学の資産運用にもたらした教訓
第6章 世界経済危機「後」の日本経済
著者等紹介
小藤康夫[コフジヤスオ]
1953年10月東京に生まれる。1981年3月一橋大学大学院商学研究科博士課程修了。現在、専修大学商学部教授商学博士(一橋大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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