内容説明
病院臨床における事例をもとに、現場にいる援助者が、臨床のなかで応用できる治療的アプローチを紹介。同時に、方法の根拠となる原理原則についても問いなおす。
目次
第1章 不登校の背景
第2章 不登校の予後
第3章 不登校の子を持つ保護者との出会い
第4章 保護者のみの初回面接は必須か
第5章 父性的存在に求められる役割
第6章 不登校児への治療的関わり
第7章 「父性原理的アプローチ」により登校復帰へと結びついた事例
第8章 終わらなかった不登校の事例
第9章 登校復帰できなかった後の対応
著者等紹介
中西康介[ナカニシコウスケ]
1980年生まれ。2005年、立命館大学大学院応用人間科学研究科応用人間科学専攻修士課程修了。株式会社リクルートHRマーケティング東海(現・株式会社リクルートジョブズ)企画営業職を経て、臨床心理士として定塚メンタルクリニックに勤務。日本心理臨床学会・日本心身医学会・日本家族心理学会に所属し、研究発表を行なう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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