目次
第1部 動機づけ面接グループの基礎(はじめに;治療グループ;動機づけ面接の概観;動機づけ面接とグループ治療をブレンドする;実証的根拠に基づいた動機づけ面接グループ)
第2部 動機づけ面接グループの実践(動機づけ面接グループをデザインする;動機づけ面接グループを実施する;グループの会話を形作る;第1段階:グループに招き入れる;第2段階:視点の探索;第3段階:視点を広げる;第4段階:行動に移す)
第3部 動機づけ面接グループの適用(強制的な参加による薬物依存者のための動機づけ面接グループ;アディクションのある女性のための動機づけ面接エンパワメントグループ;親密なパートナーへの暴力行為歴のある男性のための動機づけ面接グループ)
著者等紹介
ワグナー,クリストファー・C.[ワグナー,クリストファーC.] [Wagner,Christopher C.]
博士。バージニア連邦大学コメディカル学部リハビリテーションカウンセリング学科准教授・副学部長、および心理学・精神医学部特任教員。臨床心理士として、一般的な成人の精神健康と発達に関するものの他に、アディクション、性行動とアイデンティティ、HIV疾患への対処、統合失調症、臓器移植を対象とした心理療法、心理教育グループとサポートグループを実施している。対人関係論研究学会(Society for Interpersonal Theory and Research)の学会長を務めた実績がある他、動機づけ面接トレーナーネットワーク(Motivational Interviewing Network of Trainers)のメンバーであり、運営委員会の委員でもあった
インガーソル,カレン・S.[インガーソル,カレンS.] [Ingersoll,Karen S.]
博士。バージニア医科大学精神医学・神経行動科学部准教授。臨床心理士として、親密なパートナーからの暴力、禁煙、アディクションの再発予防、HIV治療アドヒアランス、女性の健康を対象とした心理療法、心理教育グループとサポートグループを実施している。飲酒習慣のあった妊婦に対する動機づけ面接でリスクを軽減させた研究によって、米疾病対策センターのチャールズ・C・シェパード賞を共同受賞した
藤岡淳子[フジオカジュンコ]
1979年上智大学文学部卒業。1981年上智大学大学院博士前期課程修了。法務省矯正局において非行少年・受刑者の心理査定、矯正教育に携わる。在職中に南イリノイ大学大学院修士課程修了。2002年より現職。現在、大阪大学大学院人間科学研究科教授、臨床心理士、博士(人間科学)
野坂祐子[ノサカサチコ]
1999年お茶の水女子大学大学院家政学研究科児童学専攻修士課程修了。2004年お茶の水女子大学大学院人間文化研究科人間発達科学専攻博士課程単位取得退学。大阪教育大学学校危機メンタルサポートセンター講師を経て、2013年より現職。現在、大阪大学大学院人間科学研究科准教授、臨床心理士、博士(人間学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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