内容説明
『育てるカウンセリング』のアイディアを生かし、構成的グループ・エンカウンター、アドラー心理学、自己主張訓練、フォーカシング、トランスパーソナル心理学などの技法を駆使して、学級づくりや道徳、特別活動、総合的な学習の時間における具体的な実践方法をわかりやすく解説する。
目次
第1部 日常の教育実践における「育てるカウンセリング」―基礎編(哲学を持て―どんな子どもに育てたいのか、そのイメージを明確にせよ;子どもが「弱音」を吐ける教師‐生徒関係を築け―ロジャーズの三条件で、子どもが安心して助けを求められる関係をつくれ;安心して自分を語れる子ども同士の関係をつくれ―「聴きあい活動」により、お互いの違いを尊重し耳を傾けあう態度を育てよ;継続的なカリキュラムとして「心を育てる」時間を確保せよ―「道徳」「ホームルーム」「総合的な学習」を柱に心の教育を組み立てよ;「自己決定」「自己責任」をキーコンセプトにクラスを経営せよ―アドラー心理学を学級経営に活かせ(その1)
すべての子どもが「貢献感」と「存在意義」を感じることのできるクラスをつくれ―アドラー心理学を学級経営に活かせ(その2))
第2部 日常の教育実践における「育てるカウンセリング」―各論編(自分の「心を整理する」機会を設けよ―フォーカシングで心のメッセージを聴く;子どもに深い「自己肯定感」を育てよ―構成的グループ・エンカウンターで「自分を好きな子ども」に育てる;子どもの人間関係能力を鍛えよ―自己主張訓練で人間関係のスキルを磨け;子どもに「生きる意味」と「いのちのつながり」を実感させよ―フランクル心理学、トランスパーソナル心理学で子どものストレスを癒せ;仲間を援助する生徒を育て、校内の意識を高めよ―ピアヘルピングを活用する)
感想・レビュー
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