内容説明
心と体の調和を高めるために。人間に備わっている生来のすばらしい能力を取り戻してくれるアレクサンダー・テクニーク。体についての誤った認識を正し(体の地図作り)、気づきを高め、心身をより自由に楽にして柔軟性と調和を回復するためのマニュアル。
目次
アレクサンダー・テクニークの勉強にようこそ
押し下げ
脊椎の法則
アレクサンダー・テクニークを学ぶために―ひとつのモデル
アレクサンダーの先生はどのように手を使うのか
あなたの筋感覚と、それをどのように使ってテクニークを学んでいくか
あなたの体の地図と、それをどのように修正するか
楽に呼吸する
アレクサンダーと話し方
それをやりながら、あなたの脳の地図を作りましょう〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
デビっちん
22
再読。この分野はときたま読み返して学び続けなければなりません。身体は常に変化し続けているのですから。脳は頭の中にある地図に従って体を動かすのですから、それがまちがっていると人間本来の機能が発揮されないんですね。頭の中にあるボディ・マップを確認し、書き換え続ける必要があります。2018/07/10
デビっちん
14
再読。首の緊張と解放を再確認。やたら言葉の使い方が目に入ってきたので、意識したいと思います。脳の構造に有利に働くと良いかな、と。2022/04/03
デビっちん
4
著者が考えるには、ボディ・マッピングがアレクサンダー・テクニークを学ぶうえで必要不可欠ということ。体の地図が詳細であればあるほど実現する経験は豊かになる。骨の構造と随意運動のための不随意筋肉のサポートを最大限に利用する。旅行中、本書だけしか持っていかなかったから、ずいぶんと回転できた。腕は後付けで間接は4つ。思っていたよりも上にあるし、上にぶら下がっている。体の動きを観察して、ボディ・マップを詳細にしていこう。2015/01/11
デビっちん
2
アレクサンダー・テクニークを学ぶときは、動きの感覚という特定の感覚を使う。5感の他に第6感としての動きの感覚が、自分の体について教えてくれる。細分化した体の各パーツに気づき、部分と部分が統合され、全体を構築することを認識する。筋感覚によるフィードパックが頭の中にある体の地図を書き換える。ボディ・マップと現実の体の動きとに差異があるときは、マップが優先してしまう。マップは、意識的に努力することにみってのみ、書き換えることができる。ボディ・マップがより精密になると、アレクサンダーの原理がわかりやすくなる。2015/02/23
ケ゚ーコ
0
頭を前へ上へ2014/09/21