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出版社内容情報
《内容》 重篤な病いの子どもたちの絵に未来を予感した身体的精神的状況の象徴的な現われを読む。カラー227枚の図版編と本文編の2分冊
内容説明
本書は多くの臨床家にとって参考にすべき点をそなえた貴重な書物である。この書物に示されることは、著者の言葉を用いると、「自由画が、心理的内容ばかりでなくからだの面をも表現しており、事実上人間全体を映すものだ」ということである。そして、それが豊富な実例によってみごとに示されている。
目次
第1部 自由画研究のガイドライン(水の多彩さについて―イントロダクション;自由画の集め方;不治の病いの子どもをもつ両親にはじめて逢うとき ほか)
第2部 自由画評価のガイドライン(心理的側面をどう見るか―元型的モチーフの意義について;器質的側面をどう見るか;こころとからだの関係について)
第3部 拡充と考察(一見理解しがたい作品を解読する;限りある生のなかで見られる同一モチーフの変化;一般化および解釈ミスの危険性 ほか)