出版社内容情報
世界15カ国で販売され、全米でベストセラーとなった『HSPinLOVE』を、日本でのHSP・HSC研究の第一人者である訳者が、完訳。原著者は、HSP(Highly Sensitive Person)の提唱者であるアメリカの心理学者、エレイン・N・アーロン博士。テーマは、ひといちばい繊細なHSPが悩みやすい「恋愛」について。HSPが恋愛において犯しがちな失敗への対処法、他人との向き合い方、恋を長続きさせる方法などの、恋愛の実践的なアドバイスを伝えながらも、「HSPがどうすれば敏感な自分を愛し、そして他人も愛せるようになるか」という大切なテーマについても、HSP提唱者ならではの長年の研究をベースに丁寧に伝える。
内容説明
生まれ持った気質を知ることが、人を愛するときに大切。なぜ、HSPは「親密さ」を怖れてしまうのか。相手に合わせ過ぎて疲れる…など、悩みへの対処法。長続きする愛のために知ってほしいこと。世界で初めてHSP(とても敏感な人)を提唱した著者が伝える幸せへのヒント。
目次
第1章 生まれ持った気質を知ることが、人を愛する時に大切―敏感さと刺激探求
第2章 理想の男性像と女性像はもう古い―ジェンダーと敏感さ
第3章 HSPと親密さへの怖れ―幸せなHSPが、幸せな関係を作れる
第4章 恋に落ちるとは?―神秘の世界の複雑な深部を知る
第5章 HSPと非HSPカップルの愛の行方―気質の違いから愛を育む方法
第6章 HSPカップルの愛の行方―懐かしく愛しい自分の片割れと
第7章 心から満足できる関係を作るために―HSPのためのアドバイス
第8章 HSP向けの「夜」のお話―未来の詩人のために
第9章 身近な人への愛と、大いなる「自己」への道―相互関係
増補に際して(2016年)
著者等紹介
アーロン,エレイン・N.[アーロン,エレインN.] [Aron,Elaine N.]
カナダ・ヨーク大学(トロント)で臨床心理学の修士号、アメリカ・パシフィカ大学院大学で臨床深層心理学の博士号を取得。サンフランシスコのユング研究所でインターンとして勤務しながら、臨床にも携わる。HSPという概念を世界で初めて提唱した。臨床・研究と平行して、HSPのワークショップを各地で開催している
明橋大二[アケハシダイジ]
心療内科医。子育てカウンセラー。昭和34年、大阪府生まれ。京都大学医学部卒業後、国立京都病院内科、名古屋大学医学部付属病院精神科、愛知県立城山病院を経て、真生会富山病院心療内科部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。