『菜根譚』からはじめるつながらない関係―世間に染まらず、世間を生きぬく

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『菜根譚』からはじめるつながらない関係―世間に染まらず、世間を生きぬく

  • 小池 龍之介【著】
  • 価格 ¥1,518(本体¥1,380)
  • 青春出版社(2017/06発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 192p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784413230414
  • NDC分類 159
  • Cコード C0095

出版社内容情報

渡る世間に菜根譚! 『菜根譚』は、400年前に中国で書かれた処世訓です。日本には江戸時代に伝わり、とくに仏教関係者に高く評価され、庶民に広く読み解かれました。儒教・仏教・道教の教え=東アジア最強の智者、孔子・ブッダ・老子の教えがつまった『菜根譚』は、日本人に最も合った処世訓として、時代を越えて読み継がれています。
本書は、そんな『菜根譚』の言葉から、現代を生きぬく知恵を、現代を代表する若手僧侶である著者に説いていただいた一冊。不遇や逆境にあっても、周囲の人や環境がどれだけ汚れているように見えても、その真っ只中で、それらにまったく影響を受けず、心を清らかに生きぬく。「世間に染まる」か「世間を逆恨みする」かにズボッとはまりがちな現代人に有用な第三の道を提示します。

内容説明

日常の事柄を他人を傷つけずに調和して行えるなら、そこに真の道がある。つながらなくても、いい関係。つながらないから、いい関係。人間関係で、もう苦しまない。

目次

第1章 世間との関係を捉え直す―世間との正しい距離感がわかると疲れない(己の道をまっとうする―世間の価値観から離れる;周りに合わせすぎない―非難を恐れて自己を見失わない ほか)
第2章 世間に染まらず、世間を生きぬく―“仏教の目”を知れば、「苦しい」「つらい」はきれいさっぱり剥がれ落ちる(世間における心の持ち方(自然体である―心をうまく操作できないもどかしさという錯覚に気づく;主観から離れる―自分の歪んだ認知に気づく ほか)
世間における身の処し方(人に騙された、陥れられたとき 自動的に反応しない―渡る世間は嘘ばかり 相手と自分の心を客観的に眺める癖をつける;苦手な人、尊敬する人に接するとき1 自分を高めも低めもしない―他人の欠点が目についたときこそ業をよくする好機 「君子」の前でこそ自分の「小人」レベルが試される ほか))
第3章 世間を超越する―どんな環境にいても、どんな状況にあっても、それらにまったく影響を受けず、満ち足りた心でいる(心を観察する―「私」が煩悩を生み出すメカニズムを知ると、煩悩が手放せる 私の感情がなければ、苦しむ私もない 無我の境地に「なる」?心の究極の清らかさに気づく;ありのままを見る―錯覚で歪められていない智慧そのものを見る「観」 ほか)

著者等紹介

小池龍之介[コイケリュウノスケ]
1978年生まれ。山口県出身。僧名は龍照。月読寺(神奈川県鎌倉市)住職。東京大学教養学部卒。自身の修行を続けながら一般向けに坐禅指導を行う。「島の月読寺」(山口県の離島)では、定期的に瞑想合宿を指導している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kum

22
菜根譚の教えを基にした心の持ち方。自分にとっては耳痛いことも多かった。心に留めておきたいこと→心に生ずる煩悩は実在性を持っておらず、全ての思考は錯覚。それらが実在すると思い込むことが心と体にダメージを与える。事実は事実のままで良いも悪いもない。そこに執着しないことによって自然に心は落ち着き自由になる。全ては諸行無常。快にも不快にも執着せず、その波に静かに従う。2020/01/09

aloha0307

22
菜根譚を媒介にして、小池尊師の思索がさらなる深みへと至った感がある。俗世(特に会社社会)のあれこれが全て本書で説明できるのには驚いた。終章の「私」は本当は実在しない、と説かれるところは思索の浅い己には十分消化できなかったが肯けるものであった。”怨み は相手に損害を与えたり批判することで生じるのではなく、己の人徳を相手に感じさせることで生じる” というくだりにはドキッとしてしまった。達観/諦観しているさまを見せると、会社社会では受け入れられることはあり得ず、いいことは決して無いのです(本書と矛盾しますが)。2017/08/27

きりん★

15
心が最近弱っているので内容が響いた。菜根譚を元に著者である禅を指導されてるご住職さんが書かれたもの。 物事に執着せず、周りに流されずに満ち足りた心にできるように、名言が書かれている。実践できるようなれれば悩むこともないだろうけど。良い本なので再読したいです。2019/07/12

文章で飯を食う

14
心も考えも感情も、自然に湧いてくるもので、私のものというものは無い。それが、瞑想と観察により、腑に落ちれば一切の苦を去ることができる。何しろ自分は無いのだから。とりあえず、心が動いたときに、見ることだな。 2018/01/14

ミー子

4
菜根譚の文章を解説しながら、著者の小池龍之介氏が、仏教の教えや境地を述べた本。小池氏は、仏教を頭で学ぶだけではなく、修行や仏道実践を積み重ねて体得できる境地を体験しているような気がする(それを悟りと言うのかもしれない)。以前の著書よりも、修行が進んでいる感じがする(私が言うのはおこがましいが)。また、道元禅師が若い頃に抱いた「本来の心が清浄ならば、なぜ修行する必要があるのか」という疑問についても、小池氏の修行を通じて体験的に得た答えが、しっかり書いてあった。 素晴らしい内容の本だった。2017/10/14

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