出版社内容情報
ささいなことでドキッとする、ちょっとしたことに過敏に反応してしまう…。それは性格ではなく、性質のせいかもしれません。何事にも敏感に反応しすぎてしまうのが、「HSP(Highly Sensitive Person=非常に敏感な人々)」と呼ばれる性質。ある調査では、生まれつき5人に1人がHSP性質だとわかっています。HSPの人は周囲の出来事や環境の変化に過度に敏感に反応してしまうために、生きづらさを感じることも少なくないのです。本書では、HSPの臨床医である著者がHSPの特徴を伝えながら、HSPの人が「生きづらさ」を減らして生きていくための具体的な方法を、イラスト入りでわかりやすく紹介します。
内容説明
“神経質”“傷つきやすい”“引っ込み思案”生きづらいのは、弱いからじゃない。HSP(とても敏感な人)の臨床医が伝える「HSP気質を生きる勇気に変える」ヒント。
目次
第1章 5人に1人いる“敏感すぎる人”たち(気にしすぎてしまうのは、「とても敏感な気質」のせいかもしれない;とても敏感な人に共通する5つの特徴 ほか)
第2章 過剰な敏感さが「生きづらさ」の原因だった(敏感さは考え方しだいで、いい方向にも悪い方向にも作用する;感覚の敏感さが疲れやすさを引き起こす ほか)
第3章 敏感すぎる自分に振り回されずに生きるには(「HSPに生まれてきてよかった」と、思えるようになるために;生きづらさをなくすために大切な3つのこと ほか)
第4章 敏感な人が陥りやすい15の「困ったこと」の対処法(より具体的な対応策を身につけるために;人の気分に左右されやすい ほか)
第5章 あなたの身近な人が「とても敏感な人」だったら(HSPの「心のツボ」を把握しよう;HSPの心をラクにするつき合い方 ほか)
著者等紹介
長沼睦雄[ナガヌマムツオ]
昭和31年、甲府市生まれ。北海道大学医学部卒業後、脳外科研修を経て神経内科を専攻。北大大学院にて神経生化学の基礎研究を修了後、障害児医療分野に転向。道立札幌療育センターにて14年間小児精神科医として勤務。平成20年より道立緑ケ丘病院精神科に勤務し、小児と成人の診療を行ったのち、平成28年に十勝むつみのクリニックを開院。HSC/HSP、神経発達症、発達性トラウマ、アダルトチルドレンなどの治療に専念し、脳と心と体と魂を一元的に診る統合医療を目指している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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