• ポイントキャンペーン

青春新書インテリジェンス
この一冊でiPS細胞が全部わかる

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 268p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784413043632
  • NDC分類 463
  • Cコード C0247

出版社内容情報

人類の未来を変えるといわれているこのiPSには、どんな未来が開けているのか?

【著者紹介】
石浦 章一…東京大学理学系大学院修了後、国立精神・神経センター神経研究所、東京大学分子細胞生物学研究所を経て、現在、東京大学大学院総合文化研究科教授。理学博士。1950年、石川県生まれ。専門は、分子認知科学。 金子 隆一…生物学・進化論・古生物学・天文学・物理学・医学など科学全般にくわしく、一般向け科学出版物、テレビなどで活躍。毎年世界各地を取材し、イベント監修なども行ってきた。 新海 裕美子…東北大学大学院理学研究科修了。1990年より矢沢サイエンスオフィス・スタッフ。科学の全分野とりわけ医学関連の調査・取材と執筆・翻訳を行っている

内容説明

多くの人が待ち望む再生医療のカギを握っているのが、さまざまな細胞への分化が可能な「iPS細胞」。開発した京都大学の山中伸弥教授はノーベル賞(医学生理学賞)の最有力候補とされているが、現状は技術的にどこまで進展しているのか?どんな未来と課題が待ち受けているのか?人類の未来を変える最新技術の現在地点を、余すところなく解説する。

目次

第1章 人体をつくる60兆個の細胞
第2章 なぜ万能細胞が求められるのか
第3章 人類を変える万能細胞の歴史
第4章 iPS細胞が開く新しい医療
第5章 激しさを増すiPS細胞を巡る国際競争
第6章 見えてきたiPS細胞の課題と限界
第7章 完全予測・iPS細胞の未来

著者等紹介

石浦章一[イシウラショウイチ]
東京大学大学院総合文化研究科教授。理学博士。1950年石川県生まれ。専門は分子認知科学。アルツハイマー病、筋強直性ジストロフィーなど難病の解明をライフワークとしている。東大の人気教授として知られ、研究、講義はもちろん、日本全体の科学知識レベルの底上げを目標としている

金子隆一[カネコリュウイチ]
神戸市生まれ。生物学・進化論・古生物学・天文学・物理学・医学など科学全般にくわしく、一般向け科学出版物、テレビなどで活躍。北米、ヨーロッパ、中国、南アフリカなどを頻繁に取材。イベント監修なども

新海裕美子[シンカイユミコ]
東北大学大学院理学研究科(放射化学)修了。1990年より矢沢サイエンスオフィス・スタッフ。科学の全分野とりわけ医学関連の調査・取材と執筆・翻訳のほか全記事の科学的誤謬をチェックする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

文章で飯を食う

6
わかりやすく、おもしろい。今のところ、夢と現実が混ざっているが、どのあたりまで進んで行くのだろうか。2015/08/04

koji

2
遺伝子導入装置を開発している企業と話している時に、もう少しips細胞を知りたいと思い本書を手に取りました。新書268頁とは言え、専門用語も多く、文系の私には読むのに骨が折れましたが、朧げながら、その概要は何となくイメージできました。本書の特徴は、表題どおり、ips細胞に関わるものをできる限り網羅していること。中学校教科書のような「細胞」の解説から入り、ES細胞からips細胞への歴史、移植治療、3D臓器等最新医療の動向、国際競争、課題と限界。類似書を含めあと2~3冊読めば基礎知識はイメージできると思いました2013/06/10

Masaru Ikeda

0
生物に詳しくない自分でもiPS細胞とは何か、ということがよくわかり、その応用、限界、今後の予想など気になることも一通り書かれていたと思う。 この本が出てからの5年間でももっと新しいことが分かっているのだろうけれど、非常に魅力的な分野だ。2017/07/01

llll'

0
2013/03/28

Bamboo

0
ES細胞、iPS細胞の発見と、再生医療の研究は加速度を増してきている。我々にどんな恩恵をもたらすのか、楽しみな研究分野である。2016/03/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5191433
  • ご注意事項