内容説明
「旧約」と「新約」は何が違うのか。聖書におけるイスラエルの位置づけとは…「天地創造」から「最後の審判」まで聖書の世界観が一目でわかる。
目次
聖書とは何か
第１部 旧約聖書（創世記；族長たちの時代；約束の地を目指して；イスラエル王国の興亡 ほか）
第２部 新約聖書（イエスの登場；イエスの伝道活動；弟子の時代）
著者等紹介
船本弘毅［フナモトヒロキ］
１９３４年生まれ。関西学院大学大学院神学研究科修了、ニューヨーク・ユニオン神学大学大学院、スコットランド・セントアンドリュース大学大学院に留学。同大学より博士号（Ｐｈ．Ｄ．）受領。サムエルラザフォード賞受賞。関西学院大学教授・宗教総主事、東京女子大学学長を経て、現在東洋英和女学院院長・大学長
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
68
聖書を分かりやすく図解しています。膨大な話からエッセンスを抽出しているので、ポイントを押さえられていいなと思いました。聖書にどんなことが書かれているのか、基礎を掴むのに最適なのではないでしょうか。2015/10/29
たつや
13
地図やイラストを多用していて、見やすかったです。私のような初心者にはとても親切な本でした。編集大変だったと思います。聖書をちゃんと理解して読んだ方には見方も変わるかもしれませんが、自分にはとてもいい本でした。聖書を簡単に理解できないのも理解できます。内容が壮大ですものね。短時間で簡単に理解しようとしていた自分が間違っていたことが、いまさらわかりました。2016/05/30
Seiei Ikeda
2
読み終わって初めて、なんでいままで真摯に向きあわなかったのだろうと、聖書に対する思いが新たになりました。世界のなりたち…、現状の世界認識を確かにするための一つの大きな柱であることに異はありません。何年も前から、なぜ手元にあるのかわからない真新しい新約聖書。一ページめから丁寧に読み始めました。2013/05/19
ぱに
1
この量で簡潔に必要な事項だけまとめきれるのか、と思ったけど、かなりまとめきれてた笑 むしろ旧約聖書オンリーの本よりまとまってて、情報量も負けてない。一緒に読んでた本に対して、スザンナの水浴、エゼキエル、第二イザヤが抜けてたのが残念。それだけこれらのエピソードが脇役ということかな。(その分ルツやネヘミヤとエズラ、エステルのエピソードが入ってたけど。)聖書の引用は全くなく、その分あらすじのみまとめられてる。地図が多く(多すぎて、コピー取る地図に迷う)イメージわきやすい。時代が下るにつれてちょっと荒いかも。2014/12/09
kid_luckystrike
1
1ページに1枚は必ず図表を含んで解説してくれるので、とてもわかりやすい。が、いかんせん情報量の少なさが不満になってくるので、概要を掴む程度ならば良書か。不敬だが、読み物としては旧約の方が面白い印象を受けた。2008/12/27
