レクチャー第一次世界大戦を考える<br> 葛藤する形態―第一次世界大戦と美術

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レクチャー第一次世界大戦を考える
葛藤する形態―第一次世界大戦と美術

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  • サイズ B6判/ページ数 172p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784409511145
  • NDC分類 702.06
  • Cコード C1320

出版社内容情報

〈現代〉戦争はどのように表象されるのか?相反する極の間を絶え間なく揺れ動く、第一次世界大戦前後の美術の諸相を照射することで、戦争が美術に対して持ち得た意味を探る。

内容説明

“現代”戦争はどのように表象されるのか?モダニズム、世界の浄化を求め戦争を讃美した未来派、過酷な戦場体験から、ダダ、秩序への回帰、抽象美術の誕生へ断片化と綜合の間を揺れ動く、葛藤する美術の動向から、第一次大戦前後を含めて、戦争が美術に対して持ち得た意味を探る。

目次

第1章 モダニズムと来る戦争(キュビスムのパピエ・コレとバルカン戦争;未来派と戦争の審美化)
第2章 視覚媒体とプロパガンダ(伝統的な視覚媒体によるプロパガンダ;ポスター;写真;映画)
第3章 芸術家と戦場体験(従軍画家が見た戦場;カモフラージュの戦略;クレーの切断(分割)コラージュ
兵士=芸術家による身体表象)
第4章 戦中戦後の美術の万華鏡(秩序への回帰;“反芸術”の逆説―複数のダダをめぐって;抽象美術の誕生;「綜合芸術作品(Gesamtkunstwerk)のユートピア」)

著者等紹介

河本真理[コウモトマリ]
1968年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。パリ第一大学博士号(美術史学)取得。現在、広島大学大学院総合科学研究科准教授。専攻は西洋近現代美術史。著書に『切断の時代―20世紀におけるコラージュの美学と歴史』(ブリュッケ、2007、サントリー学芸賞、渋沢・クローデル賞ルイ・ヴィトンジャパン特別賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はるか

1
美術っ子なら必携、と言っていいと思う。モダニズムから戦間期までの、美術界のさまざまな動きが、第一次大戦を軸に非常に読みやすくまとめられている。用語解説が豊富なのもうれしい。2011/09/25

hazama

0
パウル・クレー好きのため手に取る。ミステリ黄金期は、この時代の産物とも言うしな。シリーズを続けて読みたい。2011/07/15

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