心理学と錬金術〈2〉 (新装版)

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心理学と錬金術〈2〉 (新装版)

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  • サイズ A5判/ページ数 404p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784409330562
  • NDC分類 146.1
  • Cコード C0011

内容説明

心理学のみならず、あらゆる分野で注目を浴びるユング思想の一つの核をなす問題作。本巻に収録した第3部「錬金術における救済表象」は錬金術の分析においても従来の解説書を遥かに凌ぐ卓見に満ちている。図版159葉を添える。

目次

第3部 錬金術における救済表象(錬金術の基本概念;錬金術作業の心的性質;作業(オプス)
第一質料(プリマ・マテリア)
賢者の石とキリストのアナロジー
宗教史に見られる錬金術象徴)

著者等紹介

ユング,C.G.[ユング,C.G.] [Jung,Carl Gustav]
1875‐1961。スイスの精神科医・心理学者。ボーデン湖畔で生まれ、キュスナハトで86年の生涯を閉じた。フロイトの高弟であったが、後に袂を分かち、彼独自の学説を作りあげた

池田紘一[イケダコウイチ]
1940年生れ。九州大学名誉教授。専攻はドイツ文学・文芸理論

鎌田道生[カマタミチオ]
1941年生れ。関西学院大学名誉教授、ドイツ文学者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Gotoran

46
ユングは、錬金術における賢者の石とキリストとをアナロジーであるとし、錬金術に登場する物質と物質の変化のすべては、ほとんど心の変容のアレゴリーと捉えていたと云う。キリスト教文明と西洋合理主義の間で影として古代から途切れることなく現代の無意識の諸問題として顕在化した心の歴史について、錬金術者が表した様々な記述や象徴としての数多くの図版を参照しながら、考察・論考が展開されていく。難解ではあったが、興味深かった。錬金術探究の発端になったと云うユングの『パラケルスス論』に当たってみたい。新装版を再読した。2020/05/16

∃.狂茶党

16
澁澤龍彦などの、博物学的書物を読むように読む。 『ファウスト』がそうであるように、怪物学の本としても読める。 全体として何を書いているかは、エピローグにまとめられてる。 エピローグを先に読んでから全体あるいは細部を読むのがいいのかもしれない。 ちなみに、マテリア・プリマとプリマ・マテリアって言葉は、同じ意味で、特に使い分けられていないらしいのだが、何かしら理由があって、二つの表記が存在するのだと思う。例えば、翻訳で入れ違ったとか、単純に誤記が定着したとか。2023/08/30

roughfractus02

8
言葉を象徴と捉えると意識と無意識は補償的関係のシステムとなる。記号化し合理化に邁進する科学の言葉を象徴として捉えると錬金術へと退行するが、科学と錬金術を補償的システムと捉えることが可能になる。著者は、光学的現象とされて項目化される色彩は、黒化、白化、赤化の変容を経て黄金の生成へ向かう動的過程に補償される、と考える。一方、意識に補償関係が過度に働くと、集合的無意識が増大して意識が肥大化させ、システム自体を危機に陥れる。象徴の変容をテーマとする本書は、心のシステムとしての西洋文明の危機を過度の合理主義に見る。2021/05/17

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