内容説明
イスラーム哲学vs中国哲学、対決・調和・熟成。イスラーム思想はどのように東漸し、中国はそれをいかに受容し、そしていかにして新たな哲学を形成したのか。イスラームと中国の文明接触を哲学レベルで解明し、その歴史を実証的に探求する。
目次
第1章 イスラームの中国展開
第2章 中国ムスリム知識人の動向―現代まで
第3章 王岱輿研究
補章 中国イスラーム哲学者小列伝
著者等紹介
堀池信夫[ホリイケノブオ]
1947年東京都生まれ。東京教育大学大学院博士課程単位取得退学。筑波大学哲学・思想学系講師、助教授、教授を経て2011年定年退職。現在、筑波大学名誉教授、日本学術会議連携会員。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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