内容説明
コンサートで福岡にやってきた若手人気女優・朝倉真由が、宿泊先のホテルから突然姿を消した。ホテルの部屋の壁には、血で「たすけ」と書かれた文字が残されていた。誘拐か、殺人か?たまたま隣室に泊まっていた週刊誌記者・西東南が事件を追う。不可解な行動をする頬傷の男、朝倉真由のそっくりさん歌手…次々に怪しい人物が浮かぶ。やがて、福島県猪苗代湖で二つの死体が発見され、事件は思わぬ展開を見せた―。
著者等紹介
若桜木虔[ワカサキケン]
1947年、静岡県生まれ。東京大学大学院博士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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