出版社内容情報
犯行時刻、容疑者は飯田線に乗っていた!?
十津川警部が崩す、鉄壁のアリバイ!
名古屋、静岡、浜松、伊勢路…傑作トラベル・ミステリー集!
名古屋のホテルで殺人事件。
容疑者の女にはアリバイが…
被害者は寝間着姿のまま、背後から十カ所以上刺されていた。現場の状況から犯人は女性ではないかと推定された。捜査の過程で浮かび上がってきたのは二人のOL。しかし、彼女たちには飯田線の列車内にいたという鉄壁のアリバイがあった。十津川警部は二人のアリバイを崩そうと執拗な捜査を続けるが…東海地方が舞台の傑作トラベル・ミステリー集!
〈収録作〉
「愛と死の飯田線」
「見知らぬ時刻表」
「幻の特急を見た」
「イベント列車を狙え」
「恨みの浜松防風林」
内容説明
名古屋のホテルで殺人事件。容疑者の女にはアリバイが…被害者は寝間着姿のまま、背後から十カ所以上刺されていた。現場の状況から犯人は女性ではないかと推定された。捜査の過程で浮かび上がってきたのは二人のOL。しかし、彼女たちは飯田線の列車に乗っていたという鉄壁のアリバイがあった。十津川警部は二人のアリバイの裏に潜む真実を追い、現地に向かうが…東海地方が舞台の傑作トラベル・ミステリー集!
著者等紹介
西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
1930年東京都生まれ。公務員生活ののち、数々の職業を経ながら創作活動を続け、63年『歪んだ朝』でオール讀物推理小説新人賞、65年『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞を受賞し、デビュー。81年『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞を受賞。2001年湯河原町に「西村京太郎記念館」をオープン。全著作や作家としての記録を展示。04年日本ミステリー文学大賞を、10年長谷川伸賞、19年に吉川英治文庫賞を受賞した国民的作家。17年には著作が600冊に到達した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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