出版社内容情報
トロッコ列車「奥出雲おろち号」が走る
神話の里の線路に銃声が響く!
風光明媚の地で何が!?
初文庫化!
スサノオの神社を潰せ。
さもなくば人質は全員死ぬ!
スサノオノミコトがヤマタノオロチを退治したという古代神話に彩られた島根県奥出雲。
旅行作家の高木は、三段スイッチバックで有名なJR木次線を旅行雑誌の取材で訪れるが、
駅に置かれたノートに「奥出雲で盛大な花火を打ち上げる」と書かれたメッセージが。
その後、休暇中の亀井刑事親子が乗った木次線の列車がトレインジャックされ――。
【目次】
第一章 出雲横田駅
第二章 新・出雲国風土記
第三章 神話の反逆
第四章 生と死と諏訪
第五章 駈け引き
第六章 説得への出発
第七章 神話と説得
解説 山前 譲
内容説明
スサノオノミコトがヤマタノオロチを退治したという古代神話に彩られた島根県奥出雲。旅行作家の高木は、三段スイッチバックで有名なJR木次線を旅行雑誌の取材で訪れるが、駅に置かれたノートに「奥出雲で盛大な花火を打ち上げる」と書かれたメッセージが。その後、休暇中の亀井刑事親子が乗った木次線の列車がトレインジャックされ―。
著者等紹介
西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
1930年東京都生まれ。公務員生活ののち、数々の職業を経ながら創作活動を続け、63年『歪んだ朝』でオール讀物推理小説新人賞、65年『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞を受賞し、デビュー。81年『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞を受賞。2001年湯河原町に「西村京太郎記念館」をオープン。全著作や作家としての記録を展示。04年日本ミステリー文学大賞を、10年長谷川伸賞、19年に吉川英治文庫賞を受賞した国民的作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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