実業之日本社文庫<br> 1934年の地図―堂場瞬一スポーツ小説コレクション

個数:
電子版価格
¥880
  • 電書あり

実業之日本社文庫
1934年の地図―堂場瞬一スポーツ小説コレクション

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月26日 23時16分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 448p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784408556208
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

元大リーガーのディックが26年ぶりに京極の前に現れた。突然の来日の目的は!? 入魂の歴史エンタメ・サスペンス!

内容説明

1960年春、地理学者・京極勝は思いがけない人物と再会した。ディック・チャンドラー。1934年秋、ベーブ・ルースと共に全米野球チームの一員として来日した大リーガーだ。戦争を挟んで途絶えていた絆が蘇るが、26年経つ今、なぜ彼は突然来日したのか。舞台は東京、横須賀、ボストン、そしてニューヨークへ。名手が史実を題材に描いたエンタメ・サスペンス!

著者等紹介

堂場瞬一[ドウバシュンイチ]
1963年生まれ。青山学院大学国際政治経済学部卒業。2000年『8年』で第13回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いたろう

73
1934年にベーブ・ルースを中心とした大リーグ選抜チームの一員として来日したディック・チャンドラーは、通訳の京極と親しくなり、戦争を挟みながら、2人の間で手紙のやり取りが続いていた。そして、26年後の1960年、京極は、1年間日本に滞在する予定で再来日したディックと再会したが・・・。ディックは、一体何を隠しているのか? ディックが来日した本当の理由は? 1934年にベーブ・ルースら、大リーグ(今となっては死語?)のチームが来日し、全国で試合をしたのは事実。そのため、物語にリアリティがあり、興趣が尽きない。2020/11/25

速読おやじ

25
史実にフィクションを加えて、野球を題材にしながらも歴史に振り回された日米の旧友の友情を綴る。ベーブルースが来日したのが1934年。既に満州事変、国際連盟脱退の後であり、日米関係は決して良かったとは言えない。双方仮想敵国としていたのだろう。むしろ、アメリカの方が。。堂場さんなりの日米戦争の描き方がこれなんだろう。ベーブルースを含む大リーグ選手団は各地で歓迎され、日本にもこの後プロ野球ができるのだ。そして、この後数年後に日米関係は最悪になり、ついに。。でも野球に罪はない。2020/12/07

ようはん

23
読み始めた途中で1934年の来日した大リーグ選抜に諜報目的で参加した選手がいたという説を思い出したが、それをベースとした作品だった。本作のメイン舞台となる1960年はONが揃い踏みした頃であるのは作中で解るがもう一つの舞台である1934年から25年程度しか経っていなかったんかと思った。その間に太平洋戦争という血みどろの相剋があったというのも何とも言えない気持ちになる。 2022/05/25

しげき

21
戦争は一般人々を不幸にする。この物語に出てくる登場人物も例外ではない。今も戦争をしている所があるが、関係のない人を巻き込むのはやめてほしいな。 ジャケ買いした本なので、まさか戦争に関する話だとは思わなかった。2023/12/10

hiyu

11
細かい野球の描写はさすが作者というところ。一方でメインテーマの流れについては、特にラストで疑問が生じる。これだけ?というのが正直な感想。ディックと京極の関係性もちょっと微妙。とにかくそれからどうなったの?が気になって仕方なかった。2021/01/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/16387627
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。