実業之日本社文庫<br> 三人屋

個数:
電子版価格
¥613
  • 電書あり

実業之日本社文庫
三人屋

  • ウェブストアに56冊在庫がございます。(2024年03月29日 16時50分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784408554075
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

朝は三女の喫茶店、昼は次女のうどん屋、夜は長女のスナック。ワケあり三姉妹が営む店の、可笑しくてホロリとしみる人情ドラマ。

内容説明

朝は三女の喫茶店、昼は次女の讃岐うどん屋、夜は長女のスナック―朝・昼・夜で業態がガラリと変わるその店は通称「三人屋」。やって来るのは、三女にひと目惚れしたサラリーマン、出戻りの幼なじみに恋する鶏肉店主、女泣かせのスーパー店長など、一癖ある常連客たち。三姉妹が作るごはんを口にすれば、胃袋だけじゃなく、心もたっぷり満腹に!?

著者等紹介

原田ひ香[ハラダヒカ]
1970年神奈川県生まれ。2006年「リトルプリンセス2号」で第34回NHK創作ラジオドラマ大賞受賞。07年「はじまらないティータイム」で第31回すばる文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミカママ

484
TLで気になってた作家さん、「飯」関連を多く書いてらっしゃるようで楽しみにしてた。確かに食べ物描写はいい。商店街の様子も楽しい。個性あふれる三人姉妹がユニーク。なのになぜか途中から飽きてきて。レコードの謎もミステリー仕立てにしたかったのかもしれないが、収束しきれていない印象。いちばんの難は、「この作家さんでなきゃ」という個性があまり感じられなかったことかな。2019/09/18

しんごろ

292
兄弟、姉妹、そりゃ仲が悪いとかいろいろあるよね。夫婦、男と女もいろいろあるよね。朝日、まひる、夜月もなんだかんだで、寄りも戻って、姉妹の絆がしっかりできたから良かったね。ここに登場してくる男性諸君は情けないやら、頼りないやら…。男はこんな男ばかりではないといいたいね。でも三觜さんだけはまともに見えたかな。キャベツのぬか漬けを食べてみたいな。いつまでも、しっかり仲良く気軽に行ける「三人屋」でいてほしいね。ドラマ化したら面白いかもね。2019/11/08

mae.dat

260
朝はパンとコーヒーの店、昼は讃岐うどん、夜はスナックと化する通称三人屋。どんなシステムで運用されているのか不思議です。パンはホームベーカリーで焼いているそうですが、一体一日で何斤程出るのか。うどん屋も、麺は業者から卸して貰っているのでしょうか? 元喫茶店ですので、タイル張りの厨房じゃないですよね。流しでせっせと湯切りしているんだろうな。色んな人が出てきますが、鶏肉屋の酉一さんかなぁ。結局親子丼しないのかなぁ。って言うか、その手間増やすより、かしわうどんにした方が良い気がするのですけど、どうでしょうね。2022/10/05

ノンケ女医長

201
引き込まれるように読んだ。たくさんの人に愛されるお店と、料理の数々。独特の営業スタイルに唸ったし、設定を捻りだした作者の着想が素晴らしい。原田ひ香ファンには外せない小説では。なんと言っても、個性豊かな三姉妹の生き方。それが店にたくさんの客を引き付ける。料理の一品一品、きっと頬っぺたが落ちる美味しさなんだろうな。夜月の「女の幸せは、容姿も身丈も性格も頭脳も性の嗜好も関係ない。ただ、運なのだと」の言葉、すっとした。トーストとコーヒーを食べに行きたいです。2022/12/11

おしゃべりメガネ

167
ハードカバーを読んで奇しくもほぼぴったり五年ぶりに文庫にて再読です。朝は3女の喫茶店、昼は次女のうどん屋、夜は長女のスナックで営業する通称『三人屋』。三姉妹が一緒に働かないには、それなりの事実があり、その背景をそれぞれの店に通う常連客の目線から綴られています。しっかり者の次女「まひる」とドライな三女「朝日」は自由奔放な長女「夜月」に振り回され、なかなか姉妹の確執が解決しません。そんな中、ある日突然姉妹を驚かす出来事が起き、事態は思わぬ方向へ。本作を読んでいるとトーストとうどんがひたすら食べたくなります。2021/02/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12571670
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。