出版社内容情報
おっさん刑事と準キャリアの女刑事の凸凹コンビが、複雑怪奇な事件を追う。時代シリーズの雄が描くユーモアミステリーの新傑作!
内容説明
東京都西南地区にある雲雀ヶ丘市を舞台に、メタボなおやじ刑事・土田貫太郎と準キャリア・遠藤理香子が事件を追う。発端は連続植木鉢窃盗。その後、一億円を要求された犬の誘拐、女子大生失踪、下着泥棒、川辺で発見された女性溺死体、幼児誘拐…。次々と起こる事件に凸凹コンビが奔走、複雑怪奇な謎に迫る。ラストで明かされる意外な真実とは―。時代小説界の雄、初の現代ミステリー!
著者等紹介
早見俊[ハヤミシュン]
1961年、岐阜県岐阜市生まれ。法政大学経営学部卒業。会社員を経て2007年より作家活動に専念。時代シリーズもので多くの実績をもち、本年著作数100冊を超えた。『覆面刑事貫太郎―ヒバリーヒルズ署事件簿』は、初の警察小説であり、現代ミステリーとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Syo
28
まぁまぁかな2021/11/29
シアン
7
普段はやる気のないメタボなオヤジ刑事の土田貫太郎とセミキャリアで新米刑事の遠藤理香子のコンビの物語。次々と起こる事件は、思いもかけない展開になっていく。基本、コミカルな作品。故に、都合のよい展開が続く。深夜に映像化されそう。2015/08/07
bvbo
2
不真面目なメタボおやじ刑事とセミキャリア女性刑事のコンビで事件を追う。植木鉢の窃盗から犬の誘拐、女子大失踪、下着泥棒など事件が繋がっていって、最後に解決は面白かったけど、文章が時々?になるのと、誤字はちょっといただけなかったな…。2018/03/11
くまくま
2
面白かったけど、ちょっと思ってたのと違ったかな(^^;謎の覆面被った刑事が事件を解決していく…その人は果たして誰!?みたいな話かと思ったら違ったから肩透かしだったかな。あと誤字が多い。2016/02/23
CEJZ_
2
1P17行。文庫本は単行本刊行から3年前後経った作品が収録される。わたしは専ら文庫にしか興味がないが、たまには文庫書き下ろし作品を選び、今現在の世相の小説も読んでみたい気持ちもある。で、文庫新刊の書き下ろし作品の本書を、何となく選んで読んでみた。書き下ろしは警察小説が多い。警察小説といってもレベルは様々で、今作は警察関係、捜査の専門用語は殆ど出てこないキャラものだった。映画「釣りバカ日誌」のハマちゃんみたいなイメージを持った。ただ、驚きもなく長いなあーと思った。2015/08/09