出版社内容情報
真田幸村と配下の猿飛佐助は、家康に何を画策していたか? 大河ドラマで話題、大坂の陣前、幸村らの忍法戦を描く時代伝奇小説。
内容説明
関ヶ原後、紀州九度山に配流されていた真田幸村は、表向き恭順の意を示していたが、配下の霧隠才蔵は優れた忍びを探していた。才蔵は猿飛佐助を見いだし、幸村のもとへ送るが、家康旗下の服部半蔵党が立ちはだかる。佐助は鋼の糸を自在に操り、敵の斬殺をもくろみ、九度山は凄絶な死闘の場と化した。一方、大坂の陣を前に、家康自身も密かに動き始めていた―。戦国伝奇活劇。
著者等紹介
菊地秀行[キクチヒデユキ]
1949年千葉県生まれ。青山学院大学卒業。翻訳業、雑誌記者を経て82年『魔界都市「新宿」』でデビュー。同作を皮切りに伝奇アクション各シリーズがベストセラーとなる。シリーズの一つ「吸血鬼ハンターD」は英語、ロシア語にも訳されるなど国際的評価も高い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
37
忍法帖として読むには辛いものがあります。エンタメと割り切って読むべきでしょう。2023/12/19
就寝30分前
18
トンデモ忍者活劇!?視聴率が悪くて4クール予定のドラマが1クールで終わったみたいだった。出だしはなかなか面白かったのに見事な尻すぼみ。しかし真田十勇士が、海に沈んだ、いにしえの大陸の驚きの技術を持っていたという設定はどうかと思う。2017/06/16
キリン
11
菊地さんらしい本でした。普通の忍者ものと思って読むとちょっと違いますね。エンターテイメントとし読めば楽しめると思います。クライマックスがいまいち盛り上がりに欠けたような気もしますが、私は楽しめました。あくまでも歴史物語として読まず、物語として読めば、これはこれで楽しい。2015/12/05
Ryosuke
1
梅2018/11/05
ゆこぅ
0
どうしても忍法帖と比べてしまって途中で苦しく…2017/01/16