デウスの城

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デウスの城

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  • サイズ 46判/ページ数 580p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784408538457
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

関ヶ原の戦い、大坂の陣、
そして日本史上最大級の内戦・島原の乱。

幕府軍12万vs一揆軍3万7000
三人の若きキリシタン侍に待ち受ける試練。
信仰の自由を懸けた最後の戦いが始まる!

歴史小説の第一人者、新たなる代表作!

神とは。信仰とは。生きるとは。

天下分け目の関ヶ原の戦いに西軍で参陣した小西行長の小姓・彦九郎と善大夫、そして肥後の地で守りにつく佐平次。彼らは幼馴染みの若きキリシタン侍だった。敗れて主家を失った三人はそれぞれ全く別の道を歩むことに。やがて、激しい弾圧と苛政に苦しむ島原・天草の民が、奇跡を起こすという四郎という少年の下に起ち上がった。この地で、三人は立場を変え、敵同士となって再会を果たすことに――。魂震わせる大河巨篇!   

【目次】
第一章 生きてこそ
第二章 神はいずこに
第三章 武士と十字架
第四章 運命の変転
第五章 われらの祈りを聞き給え
第六章 讃美歌の海

内容説明

天下分け目の関ヶ原の戦いに西軍で参陣した小西行長の小姓・彦九郎と善大夫、そして肥後の地で守りにつく左平次。彼らは幼馴染の若きキリシタン侍だった。敗れて主家を失った三人はそれぞれ全く別の道を歩むことに。やがて、激しい弾圧と苛政に苦しむ島原・天草の民が、奇跡を起こす四郎という名の少年の下に起ち上がった。この地で、三人は立場を変え、敵同士となり再会を果たすことに―。魂震わせる大河巨篇!

著者等紹介

伊東潤[イトウジュン]
1960年神奈川県横浜市生まれ。早稲田大学卒業後、外資系企業に長らく勤務後、経営コンサルタントを経て2007年、『武田家滅亡』でデビュー。『黒南風の海―加藤清正「文禄・慶長の役」』で第1回本屋が選ぶ時代小説大賞を、『国を蹴った男』で第34回吉川英治文学新人賞を、『巨鯨の海』で第4回山田風太郎賞と第1回高校生直木賞を、『峠越え』で第20回中山義秀文学賞を、『義烈千秋 天狗党西へ』で第2回歴史時代作家クラブ賞(作品賞)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

旅するランナー

200
徳川対キリシタン。小西行長の部下だった青年たち3人がたどる、それぞれの道。時代が迫る選択、武士か信仰のどちらを選ぶのか。3つの道が行き着く先は島原の乱。まさに三位一体の生涯。ここに至る時代背景がよく分かる素晴らしい時代小説。少なくとも伊東教の信者になりました。2024/08/16

starbro

193
伊東 潤は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。著者が天草の乱を描いた歴史大河巨篇、天草四郎時貞捏造説は史実に近いかも知れません。当時の仏教が権力に走り、大腐敗していたと言え、そんなにキリスト教&デウスは魅力的だったのでしょうか❓ 私は無神論者でいかなる宗教も一切信用していません(笑) https://www.j-n.co.jp/books/?goods_code=978-4-408-53845-72023/12/23

パトラッシュ

134
キリシタン大名小西行長に仕えた幼馴染の3人。主君が関ケ原で敗れた後、信仰を貫き宣教師となった彦九郎は天草四郎擁立に加わり、生きるため転宗した左平次は残忍な弾圧者と化し、崇伝に拾われ僧となった善大夫は人を救うための宗教を実践に奔走する。それぞれの信じる道を突き進むうちに九州のキリシタン弾圧は激化し、「なぜ人は神を信じるのか」との命題に苦しんだ末、島原の乱で再会した3人は戦いの最中にハライソを見い出す。死体と血まみれの原城で、強制された運命を拒み人の自由な心全てにデウスの城があると悟る瞬間は眩しいほど美しい。2023/12/11

hiace9000

115
歴史小説家・伊東潤集大成であろう大作に深く感銘。徹底した歴史考証に基づく説得力と臨場感は元より、キリシタン大名小西行長の元小姓であった三人の男たちの離れ・絡み・寄り合う、壮絶にして数奇なる一代記が匠の構成で編まれる今作。極限の状況下での人の生き様、その根源にあるものを活写した熱量迸る筆に、終始圧倒され続ける。人にとって「信仰とは」、「宗教とは」、そして己の信ずる「正しき道を生きる」とはー。運命に翻弄され、苛烈な人生を生きる三者三様それぞれの信念から発する言葉は読み手の心を激しく揺さぶり、そう強く問うのだ。2024/05/11

サンダーバード@永遠の若者協会・怪鳥

106
(2024-5)【図書館本】関ヶ原の戦いで敗北した小西家の家臣である三人のキリシタン侍。徳川家の世となり、三人はそれぞれの道を進む。武士であることを貫く佐平次、キリシタンであることを貫く彦九郎、宗教に関係なく衆生を救うことを貫いた善次郎。日本史上最大の宗教戦争と言える島原の乱でその三人は再会し、それぞれの思いが錯綜する。本来人々の心を救うはずの宗教であるが、信仰を守るが為に多くの命が失われるという矛盾。私は例え「転んだ」としても善次郎の生き方が一番良いのではないかと感じた。読み応えのある一冊。★★★★★2024/01/12

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