内容説明
警視庁キャリア管理官の愛人の父・西坂真治が行方不明になった。旧知の刑事・安間から相談を受けた私立探偵・小仏太郎は秋田へ向かう。西坂は秋田市内へ医師を呼びに車で出かけたはずだが、病院ではなく男鹿半島の方面へ向かったという。そこには、人には言えない隠された過去が関係していた―。その後男鹿周辺では、ある一人の女の周辺にいる男たちが次々と死体となって発見される。彼らの共通点とはいったい―男鹿半島、秋田、角館を結ぶ凶悪事件の真相は!?
著者等紹介
梓林太郎[アズサリンタロウ]
長野県生まれ。昭和55年、作家デビュー。山岳ミステリー、旅情ミステリーの第一人者として人気を博している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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