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不祥事

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  • サイズ B6判/ページ数 308p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784408534619
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

事務処理に問題を抱える支店を訪れて指導し解決に導く、臨店指導。若くしてその大役に抜擢された花咲舞は、銀行内部の不正を見て見ぬふりなどできないタイプ。独特の慣習と歪んだ企業倫理に支配された銀行を「浄化」すべく、舞は今日も悪辣な支店長を、自己保身しか考えぬダメ行員を、叱り飛ばす!張り飛ばす。

著者等紹介

池井戸潤[イケイドジュン]
岐阜県生まれ。慶応義塾大学法学部卒業。三菱銀行勤務を経て、1998年『果つる底なき』で第44回江戸川乱歩賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

84
池井戸作品では珍しい女性主人公なんで他の銀行ミステリとチョット差別化されてイイ。2014/04/28

ゆみきーにゃ

83
《図書館》ドラマ“花咲舞が黙ってない”がすごく面白いので原作を読んでみました〜。思った通り原作も痛快であっとゆう間に読了。花咲役は杏ちゃんにピッタリだなって思いました。2015/08/15

kyon

68
如何にも池井戸潤さんらしい作品。短編なので読み易いし〜。ドラマ見ていないけれど、ドラマにしやすそうな本。銀行で働くって、小さなミスが大問題になっちゃうから大変だ〜。続編もあればいいのに〜。2016/02/26

kumicom

55
花咲舞の原作第一弾。相馬さんと話すときにちょいちょいタメ口なのが気になったけれど、全編軽快であっという間に読了。大企業の闇って深〜い。銀行に限らない話だとおもうけれど、こんなコンプライアンスがたがたな会社の様子に、これはフィクションだ、と思うのではなくて、実際にこういう体質の会社あるんだろうな、と思えてしまうのが怖いわ。頭の中で杏ちゃんと上川さんコンビに変換しながら、ああ、またドラマが見たいなあと思いました。あのドラマ、観ているだけでストレス解消できてかなりスッキリして好きだったんだ。2016/12/31

くまんちゅ

54
銀行を舞台にした連作短編集。主人公の花咲舞がバッタバッタと銀行内の不正を斬りまくる!爽快な後味の多い短編集ですが、中にはちょっとビターな後味の作品もあって爽快感だけではない読後感とお金を扱う銀行員の大変さを感じる作品でした。表題作である「不祥事」は途中で犯人が読めたこともあって、終盤に舞がどんなふうに締めるのか楽しみでニヤニヤしながら読んでしまいました。2014/04/10

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