内容説明
「新宿」ナンバーワンガイド・外道棒八と「区外」の安西組組長は、新宿の古地図に記された宝を捜すため、美人助教授の冴葉美樹を同行するはめに陥った。ですます口調で、隙あらば発砲しかねない女学者に振り回される一同。そして宝捜しへの奔走は事態の混乱を招く。探索途上で外道が魂を抜かれ、ナチス崇拝集団にも遭遇、ドクター・メフィストの車と事故も起こす。たどり着いた場所には宝を護衛する黄金の騎士団が出現。騎士団は、触れたものを黄金に変えてしまう能力を有していたのだ―。
著者等紹介
菊地秀行[キクチヒデユキ]
1949年千葉県生まれ。青山学院大学卒業。在学中は推理小説研究会で活躍。卒業後は雑誌記者、翻訳業のかたわら小説を発表。82年『魔界都市 新宿』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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