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じっぴコンパクト文庫
東京の喫茶店―琥珀色のしずく77滴

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  • サイズ 文庫判/ページ数 239p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784408456607
  • NDC分類 673.9
  • Cコード C0195

内容説明

いつの時代も「珈琲一杯分の憩い」を私たちに与えてくれる喫茶店。いま、さまざまな新しいスタイルのカフェも登場していますが、喫茶店こそ、街角を明るく照らしてきた街灯のような存在ではないでしょうか?珈琲の香りとともに良い時間を過ごすことのできる東京の喫茶店を、豊富な写真と文章で紹介します。

目次

第1章 読書と語らいの空間
第2章 一杯の珈琲からたちのぼるもの
第3章 喫茶空間のスタイル
第4章 魅惑の一皿・喫茶店の名物メニュー
第5章 神田神保町・古本街の喫茶店
第6章 ジャズ喫茶・名曲喫茶の時代

著者等紹介

川口葉子[カワグチヨウコ]
文筆家、喫茶写真家。高校時代から現在までに1000軒を超える喫茶店やカフェを訪れてきた経験をもとに、書籍や雑誌、Webなど様々な媒体で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やすらぎ🍀

161
街のオアシス、路地裏の喫茶店。扉を開けると珈琲から立ちのぼる香りに満たされる。ワイン色の絨毯、ゆったりしたチェアを配した優雅な雰囲気。座りなれた奥のソファへ、ランプの灯りが誘っている。マスターが淹れる極上の一杯を飲みながら、古本の森を彷徨してくたびれた身体の熱を落ち着かせる。お気に入りの音楽が聴こえ、読書と語らう空間をも味わう。ある人が声をかけてくる。今日は時間を忘れて話したい気分だ。名物の一品も頂こう。…憩いの喫茶時間。そんな日常が早く戻ってきてほしい。いつまでもこの街の移り変わりを見守っていてほしい。2021/09/14

ちなぽむ and ぽむの助 @ 休止中

154
カフェーの条件①雰囲気がよくて清潔。古民家カフェやレトロな感じ、椅子やテーブルなんかが使いこんであると尚よし。 ②長居ができる。ずっと満席だったり入れ替わりが激しいと気を使うので、できればお客さんが少なめで落ち着いた客層。 ③珈琲、ご飯が美味しい。①②を満たしているとなかなか贅沢言えないけど、やっぱりお金を出すなら美味しいものをからだに入れたい。 こんな我儘放題の私だけど、既に近くにお気に入りのカフェーが1軒あるの♡でもあと何軒か開拓したい♡…お気に入り候補いっぱい見つけました。週末の開拓が楽しみ♡2019/07/28

masa@レビューお休み中

110
基本に立ち返るではないけれど、もっとちゃんと言葉を情報を知りたい。その基本というか、基礎を知った上で喫茶店やカフェのことを語りたいと思い始めた。という訳で、川口葉子さんが書いた喫茶店の紹介文を念入りに読む。取材するときにはこういう情報を聞いた方がいいのか、写真の撮り方はこういうアングルもあるのか、お店のこんなところも見てるんだと、改めて自分が局地的にしか物事を見ていないということを知らしめられましたね。読み物としてはもちろん、老舗の喫茶店巡りをしたい人にもオススメな一冊ですよ。2016/05/16

しいたけ

85
文庫化までの間に閉店したお店も掲載されていて、「ああ、遅かったか」と何故か大きなミスを犯した気にさせられる。行ってみたい喫茶店に付箋を貼ったが、今はなき店にも敬意を表して貼らせてもらった。私もよく行く喫茶店も載っていた。コーヒーはもちろん美味しいのだが、実は淹れる人によって全く違う。最高に美味しいコーヒーを淹れてくれる人は、コーヒーに向き合った瞬間に呼吸が整っている。集中し真摯に向き合う姿に、まず感動する。そして出されたコーヒーを一口ふくみ、また感動する。ものへの向き合いかたを思う。2016/08/28

goro@80.7

53
行きたい喫茶店が増えた。これは東京だけど身近なところでも雰囲気の良い、居心地が良い喫茶店あるよね。本屋さんと同じで廃れてほしくないけど記載の店舗も閉店してるのが哀しい。今度カフェ・バッハ行ってみよう😊2019/07/20

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