出版社内容情報
きっぷのルールはゲームのように楽しくユニーク。駅員さんより詳しくなって、鉄道旅を楽しもう!2017年最新版、ここに登場!
内容説明
「営業キロ+換算キロ」は乗車券だけ?特急券は?三セクや私鉄を通過する列車の運賃はどう計算する?旅行途中で列車がトラブル、運転打ち切りになったら?18きっぷで乗れるのはどこ?きっぷは考え方を理解すれば、たちどころにルールもわかる!
目次
第1章 「きっぷ」についての基礎知識
第2章 きっぷのルール「乗車券編」
第3章 きっぷのルール「指定券編」
第4章 お得に、賢く列車に乗る方法
第5章 トラブル、アクシデントに遭ってしまったら?
第6章 旅先の楽しみと旅のヒント
著者等紹介
土屋武之[ツチヤタケユキ]
1965年、大阪府豊中市生まれ。大阪大学では演劇学を専攻し劇作家・評論家の山崎正和氏に師事。出版社勤務を経て1997年にフリーライターとして独立。2004年頃から鉄道を専門とするようになり、社会派鉄道雑誌『鉄道ジャーナル』のメイン記事を毎号担当する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちさと
29
JR運賃計算、料金計算の解説がメイン。後半にはお得に賢く列車に乗る方法や、アクシデントに見回れた時の対処法が書かれています。著者の経験を例にあげて大きな駅を使って計算するので、聞き慣れた地名というだけでもまあまあ取り組みやすい。でも特例がありすぎて、このハンドブックを片手に自分で計算するのはかなり難しいと思う。いかに鉄道をお得に利用するかを机上で計算しながら旅程を組むのも、知的な遊びであるといえば、そうですね。鉄道オタクの方に詳しく説明してもらいたいな。2019/02/05
さすらいのアリクイ
10
鉄道の切符についての本。切符とは? という話からはじまり乗車券、指定券についてや鉄道は長い距離ほど料金がお得になる、しかし分割して買った方が安くなることもあるというテクニックや、乗る予定の電車が走らないなどのトラブル発生時の対応方法、天然温泉が駅舎内にある駅の紹介まで情報はてんこもり。きっちり読むと頭がくらくらする情報量ですが選択乗車、乗継割引など時々おっと思う情報が出てきたり。鉄道で旅に出るときにこの本の内容を思いだせたら何らかの助け、力になってくれそうな。鉄道で旅する人にとって心強い存在感がある本。2017/08/12
レミニサンス
6
遠方への旅行は団体バス旅行ばかりで、このような本と書店で売っている時刻表を使い空想旅行を楽しむ私ですが、きっぷのルールがわかりやすく読めます。2021/09/11
CapH17
3
JRなどの鉄道運賃・料金は素人には難しい その難しいルールを難しく解説している本だなと感じた 駅名、路線名が多数出て来るが素人は頭の中に路線図が浮かばない もう少し図や表を入れた方が分かり易い あと説明が長い2018/12/05
なん
1
旅行業務取扱資格受験に向けて、苦手な料金計算と少しでも仲良くなろうと思い手に取ったが、これが存外に良かった。ルールブックとは題していても、著者の経験則から導き出される生きた先例に基づいていて、読みものとしても面白かった。2024年版も刊行されているらしいので、こちらもチェックせねば。2024/05/27