出版社内容情報
身近なところで見られる木の実全160種を大紹介!美しい写真と解説が満載、各種の特徴がよくわかる大人のフィールド図鑑!
内容説明
写真で引ける索引つき。名前の由来や学名の解説つき。街の中、自然の中の身近な木の実全160種。
目次
序章 ふしぎでおもしろい木の実(木の実について知ろう;木の実を見てみよう ほか)
第1章 街中で見られる木の実(イチョウ;イヌマキ ほか)
第2章 自然の中で見られる木の実(オニグルミ;ハンノキ ほか)
第3章 木の実草の実いろいろ(木の実で色がつく;実やタネを使ったもの ほか)
著者等紹介
多田多恵子[タダタエコ]
東京都生まれ。東京大学大学院博士課程修了。理学博士。立教大、東京農工大、国際基督教大学講師。植物の生き残り戦略、虫や動物との関係を、いつもワクワク追いかけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
70
身近な場所で見つかる木の実やタネの図鑑。実やタネの原寸大が写真で紹介されているのでとても分かりやすい。街中と自然の中で見つかるもの別に分かれているのでフィールドで使いやすいと思う。木の実草の実いろいろという章ではそれらを使った楽しみ方や遊び方も載っている。図鑑で知らないことを調べて知る喜びはとても満足できると思う。図書館本2017/04/08
ひねもすのたり
11
今の時季(晩秋から初冬)、散歩していると道端に落ちている実。今までトチノミだと思い込んでいましたが違うことが判明。それじゃなんの実なんだ???と思い調べてみました。ナンキンハゼ?弾ける前に落ちたヤブツバキの実?確定はできませんでしたが、原寸で描かれているイラストが参考になり写真も豊富。散歩が楽しくなる一冊だと感じました。★42021/12/09
遠い日
10
多田多恵子さんの植物の本が大好き、その上この手のハンドブックや図鑑には目がないので、手に取らずにはいられない。花が咲く木は、花ばかり楽しんで、そのあとの木のようすを見ようともしないが、案外、花のあとにつくタネは見やすいものなのかもしれないと感じた。花後の実は目にするのだから、今度ぜひちょいと手を伸ばして、その中のタネを見てみよう。2017/04/16
ichigomonogatari
6
木と実の写真がとてもわかりやすい。実やタネは原寸も載っている。私がよく見かけるのは山桑、ムラサキシキブ、ヤツデ、ハナミズキ、マンリョウ、センリョウ・・・ハナイカダ、モミジイチゴ、ミツバアケビとか見てみたいなあ。この本持って散歩に行きたい。2021/05/22
きのたん
5
ハマゴウという聞いたこともない海辺の植物の実がローズマリーに似た香りがするらしい。ナツメは生で食べれる。八角はタミフルの原料となった。ピスタチオもカシューナッツもウルシ科で、イヌマキの赤い部分は食べれる。カヤの実もナッツとして食べれるがヤニ臭いらしい。葉が1列で触ると痛い。イヌガヤは痛くない。こんなこと覚え書きにしてどうするのかわからないがとりあえず書いてしまう。マテバシイは渋くない。低木のヒイラギナンテンの実も食べれる。2022/01/30