出版社内容情報
人間味あふれる神々は、授け、戦い、気まぐれに翻弄する
ゼウス、アテナ、アポロン、アルテミス・・・
ギリシアの神々が繰り広げる波乱万丈の物語───
この膨大なギリシア神話をそれぞれの物語の主人公に的を絞り、エピソードを紹介することで、大きな流れをわかりやすく解説する!
「オリュンポス12神」
オリュンポス12神と呼ばれるゼウスを最高神とした神々の横顔を神話のエピソードを交えて紹介。
?ゼウス・・・ギリシア神話の最高神が好色な理由とは?
?デメテル・・・四季の由来となった豊穣の女神の嘆き
?ハデス・・・「冥界の王」なのにオリュンポス12神に加えられなかった神?!
etc.
「英雄たちの物語」
古代ギリシア世界の祖先の冒険譚を神話の形で伝える。
?テセウス・・・アリアドネに教えられた迷宮「ラビュリントス」からの脱出方法!
?イアソン・・・英雄たちの船団「アルゴ号」の遠征を率いた王子の大冒険とは!?
?ヘラクレス・・・ギリシア神話最大の英雄が神に至るまで
etc
「トロイア戦争」
神話から史実へと繋がる重要なエピソード。
?アキレウスVSヘクトル・・・「運命の天秤」は果たしてどちらの皿を下げたのか─
?トロイアの木馬・・・トロイア戦争終結をもたらしたオデュッセウスの秘策
etc.
この他にも、ちょっとした裏話をまとめたコラムも満載。
この一冊でファンタジー世界がもっと楽しめる!
映画、アニメ、星座の原点がここに!
ゲームでよく見かけるキャラクターなど、現代でもモチーフが息づくギリシア神話の世界を、豊富な図版と相関図でたっぷりとご堪能あれ。
※本書は2012年に刊行された『知れば知るほど面白い ギリシア神話』(実業之日本社刊)を一部改稿し、再刊行したものです。
【目次】
序章
ギリシア神話とは何か?
第1章 世界の始まり
オリュンポスの神々はいかにして世界の支配権を握ったのか?
第2章 オリュンポスの神々
神々は世界に何を残したのか?
第3章 英雄たちの物語
古代ギリシア王家の祖となった神々の血を引く者たち
第4章 トロイア戦争
神話の歴史をつなぐ英雄たちの一大戦記
【付録】
巻頭折り込み
≪ひと目でわかる!ギリシアの神々の関係図≫
≪見返せて便利!ギリシア神話の舞台地図≫
内容説明
ゼウス、アルテミス、ポセイドン、アプロディテ!神々が繰り広げる波乱万丈の物語!ホメロスがまとめた叙事詩『イリアス』『オデュッセイア』をはじめとした、神々と人類のエピソードから西欧文明の深層を知る!人間味あふれる神々は、授け、戦い、気まぐれに翻弄する。
目次
序章 ギリシア神話とは何か?(ギリシア神話とは?―ギリシア・ローマ文明で培われた西洋人の精神の源流;ギリシア神話と星座―日本人が毎日、目にしている夜空に広がるギリシア神話世界)
第1章 世界の始まり―オリュンポスの神々はいかにして世界の支配権を握ったのか?(天地開闢―カオスの存在から世界を構成する原始の神々が生じる;ウラノス追放―天空の神が世界の支配権とともに失ったものとは!? ほか)
第2章 オリュンポスの神々―神々は世界に何を残したのか?(オリュンポス12神―神秘の山オリュンポスに暮らした神々のヒエラルキー;ゼウス―ギリシア神話世界の最高神が好色な理由とは? ほか)
第3章 英雄たちの物語―古代ギリシア王家の祖となった神々の血を引く者たち(ペルセウス―ゴルゴン退治にアンドロメダ救出大車輪の活躍を見せたゼウスの子;ベレロポン―天馬ペガソスを乗りこなした英雄の哀れな結末 ほか)
第4章 トロイア戦争―神話の歴史をつなぐ英雄たちの一大戦記(パリスの審判―大戦の原因となった女神の怒りとトロイアの王子の判定;ギリシア軍の出陣―アガメムノンのもとに続々と集うギリシアの英雄たち ほか)
著者等紹介
松村一男[マツムラカズオ]
1953年生まれ。一橋大学社会学部卒。東京大学大学院人文科学研究科修了。日本学術振興会特別奨励研究員、天理大学人間学部教授を経て、和光大学表現学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
kaz