内容説明
肉眼で見ることができない小さな虫の顔に極限まで近づいて撮影した昆虫顔面写真集。知られざる虫たちの生態もじっくり解説。
目次
ハチの仲間―膜翅目
アブの仲間―双翅目
カブトムシの仲間―甲虫目
チョウの仲間―鱗翅目
クサカゲロウの仲間―脈翅目
シリアゲムシの仲間―シリアゲムシ目
バッタの仲間―直翅目
カマキリの仲間―カマキリ目
ナナフシの仲間―ナナフシ目
トンボの仲間―トンボ目
セミの仲間―半翅目
カゲロウの仲間―カゲロウ目
ハサミムシの仲間―ハサミムシ目
著者等紹介
海野和男[ウンノカズオ]
1947年、東京生まれ。昆虫を中心とする自然写真家。東京農工大学の日高敏隆研究室で昆虫行動学を学ぶ。アジアや中南米の熱帯雨林地域で昆虫の擬態を長年撮影。1990年から長野県小諸市にアトリエを構え身近な自然を記録する。雑誌・TVなど多方面で活躍。『昆虫の擬態』(平凡社)で1994年日本写真協会年度賞受賞。日本自然科学写真協会会長、日本昆虫協会理事、日本写真家協会会員ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミツツ
32
昆虫たちの顔面どアップ❤例えばオオハナアブは眼にDの文字のような模様がある。複雑な模様のある昆虫はたいてい眼がいいんですって。カイコやら多くの昆虫たちは実はとーってもモフモフしているのでナデナデしたくなる。無理だけど。そしてノコギリクワガタのお顔の質感が羊羹パンの羊羹にしか見えない。2018/07/31
OHモリ
10
・シリアゲという昆虫は、自分で仕留めたエサを食べずにメスに献上して、メスがそのエサを食べているスキに交尾するそうだが、それはそうすれば自分が喰われずにすむだろうという理由らしい。やっぱり女は怖い!・「昆虫写真家」海野和夫さんとの出会うきっかけとなった本。昆虫の顔面どアップ写真が右ページに、左ページにはその昆虫に関する豆知識的なうんちくと関連する写真が掲載されている。ブログ→https://plaza.rakuten.co.jp/drunk4374books/diary/202007080000/2020/07/07
遠い日
8
昆虫の顔面の迫力あるどアップ写真集。こんな大きさでじっと見ることが叶わないので、わくわく!みんなかっこいい&ユーモラス。いい顔してる。2019/06/11
魚京童!
5
オオスズメバチ素敵すぎる!2014/02/25
BIDDULPH
5
生き虫をこのようにすべての部位にピントを合わせて撮る技術はすごい!2013/08/12