内容説明
時代劇のウソ、ホントがまるわかり。
目次
第1章 武田信玄と上杉謙信が主役の時代(信玄と謙信は、どんな顔だったのか?;信玄と謙信は、どんな兜を被っていたのか? ほか)
第2章 信長・秀吉・家康が主役の時代(信長は、どんな戦いをしたのか?;秀吉は、どんな大坂城を築いたのか? ほか)
第3章 水戸黄門が主役の時代(黄門様の正しい呼び方は、どうすればいいのか?;黄門様の屋敷の表札は、どのように書くのか? ほか)
第4章 大石内蔵助と赤穂浪士が主役の時代(内匠頭は、大名ランキングの何位だったのか?;内匠頭はいつ、江戸城に登城したのか? ほか)
第5章 徳川吉宗と大岡越前が主役の時代(吉宗が住んでいた江戸城は、どんな城だったのか?;吉宗の顔を知っていた幕臣は、何人いたのか? ほか)
著者等紹介
山田順子[ヤマダジュンコ]
時代考証家。1953年、広島県生まれ。専修大学文学部史学科卒業。コピーライター、CMディレクターを経て、放送作家となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ふらん
15
トリビア的な話かと思いきや、丁寧な文章で地に足の付いた本。武田騎馬隊が時速20キロとか、正座が定着したのは江戸期以降とか、楽しい本。最近の大河も考証してほしい。…観てないけど。2015/12/13
みなみ
13
結構面白かったです。今度時代劇見るときには思い出してみます。本当のところを押さえつつ上手くアレンジしたり、時代考証の方は大変だなと思いました。2020/08/27
ぼっこれあんにゃ
3
〇時代劇を楽しむために史実に忠実である必要はないのかもしれないが、それでもTVを観て誤った時代認識を植え付けないように時代考証家という専門家がいるらしい。この本はそんな時代考証家の第一人者山田順子さんの本。TBSラジオの日曜天国ポッドキャスティングで聞いて読んでみたが、とても面白かった。例えば、馬に乗る乗り方でさえ、昔と今は違うとのこと、その理由なども記述してある。時代劇を割と見ている方はとても楽しめる本ではないでしょうか?2012/05/03
脳疣沼
2
この手のネタでは必ず出てくるが、やはり木曽馬などを見ると笑ってしまう(笑)2017/01/06
天城万太郎
1
ところどころ「?」と思うところもありますが、概ね楽しめました。参考書という解釈で、星はつけません。2016/01/13