京都・奈良の世界遺産 凸凹地形模型で読む建築と庭園

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京都・奈良の世界遺産 凸凹地形模型で読む建築と庭園

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  • サイズ A5判/ページ数 159p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784408112114
  • NDC分類 454.916
  • Cコード C2025

出版社内容情報

京都・奈良の地形を「凸凹模型」で見てみよう!どういう地形をどう利用して建物が配置されているのか。建築家が見る世界遺産群。

内容説明

建築家だからこそ見える、微地形の息づかい。建物も見える1/2000の地形模型で見る世界遺産の「境内」の微地形。境内と奥山の関係、庭園のデザインや必然性が一目瞭然に!

目次

第1章 地形の読み方(山河襟帯で読む―地形を断面で読む;凸凹地形で読む―地形を平面で読む;都市を凸凹地形で読む)
第2章 京都の世界遺産(地形を彩る五つの境内;凸凹地形のユニバーサルデザインと景観)
第3章 奈良の世界遺産(都市と地形;春日大社・興福寺;東大寺)
第4章 世界遺産 紀伊山地の霊場と参詣道(熊野三山)
終章 古代・中世から近世、そして現代へ―地形の読み方から活かし方へ(近世;現代)

著者等紹介

伊澤岬[イザワミサキ]
1947年栃木県生まれ。1971年日本大学大学院理工学研究科建築工学専攻修士課程修了。1980年「丘陵地に建つキャンパスの計画的研究」で工学博士(日本大学)。日本大学理工学部建築学科、海洋建築工学科、社会交通工学科(現交通システム工学科)教授を経て日本大学名誉教授。日本福祉のまちづくり学会理事、同学会特別研究・観光委員会委員長。栃木県景観アドバイザー。太陽エネルギーデザイン研究会名誉会長。復興都市モデル研究グループ代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はるわか

19
京都:清水寺、伏見稲荷大社(奥山の境内)、金閣寺・銀閣寺・西芳寺(テラス式庭園)、仁和寺・宇治上神社(テラス式伽藍・建物)、上賀茂神社・下鴨神社(川の境内)。奈良:春日大社・興福寺、東大寺。熊野三山。2017/02/07

六点

3
国土地理院の数値地図を元に作成した地形模型による世界遺産の立地や高低差を利用した建造物、庭園を読み解いた、有るようでない本。清水寺の舞台は巨大な岩盤の上に作られた、仏教以前の磐座聖地を取り込んだ仏教の施設であることを立証しており、蒙を啓かれた。高低差の配置が宗教施設の荘厳さを演出している事に、空恐ろしさを感じた。厚紙を切り抜いて模型を作成した著者ゼミの学生さんたちに敬意を表したくなる。2017/05/03

竜玄葉潤

2
地形と建築物の関係を、立体模型を使って解説。その取り組みや考え方は最高でした。ただ、残念ながら本としては読み辛い、建築家の人が書いているのだから、編集者が何とかして欲しかった。2017/09/12

ひ※ろ

1
★★★☆☆2017/04/02

Ryuji Saito

1
2017年18冊目 2017/02/16

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