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島根「地理・地名・地図」の謎―意外と知らない島根県の歴史を読み解く!

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  • サイズ 新書判/ページ数 190p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784408111568
  • NDC分類 291.73
  • Cコード C0225

出版社内容情報

出雲大社、ヤマタノオロチ伝説、石見銀山、隠岐の島など見どころと魅力が満載の、神話とご縁の国・島根に隠された謎を読み解く。

内容説明

東西に長く隠岐諸島などの離島を有するという特殊な地理をもち、出雲の神話の舞台にとなってる島根県。神秘性と雄大な自然、そして深い歴史を感じる“謎”多き県である。本書は島根県の地理や地名、地図から見える意外な歴史を解く知的ガイドブック。島根の魅力を再認識できる一冊。

目次

第1章 黄泉の国から出雲大社へ 神話の通り道(神が名づけた?島根の県名の由来はいまだに謎;出雲国「国引き神話」と関係の深い地が現存しているってホント? ほか)
第2章 ふしぎな地名でよむ島根の歴史(雲がわくから出雲になった?諸説ある出雲の地名の由来;「石を見る」と書く石見は石と深い関係のある地域なのか? ほか)
第3章 出雲・石見・隠岐でこんなに違う?個性的なスポット(島根県は地域によって県民性がまったくちがうってホント?;出雲地方独自の製鉄法「たたら吹き」はタタール人が生み出した? ほか)
第4章 神話だけじゃない!地図で見る名物や名所(松江城の天守閣は明治初期に180円で売却されたことがある?;松江市の小泉八雲旧居はじつは由緒ある武家屋敷だった? ほか)
第5章 “ご縁の国しまね”の今・昔(隠岐は幕末の混乱期に島民パワーで「独立国」になった?;隠岐は明治政府の方針で鳥取県になっていたかもしれない? ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

キャベ

3
このシリーズの本を47都道府県読破して、日本地理を浅く広く知る作戦。 島根県は、かつての出雲国と石見国からなる県なだけあって、神話関係の記述が非常に多い。 …というか、この本の8割以上は神話に関する内容だったような… 人間より神に関する内容が多いってのが、島根県という土地を表しているのでしょうかね。「出雲」の由来は曇り&雨の日が多いから。「石見」の由来は巨石が多かった&石を採掘できたから(諸説あり)…っていうあたり、ふーんと納得しました。2016/07/14

かよこ

0
なぜか他人事とは思えない隣県。載っている地名や内容はだいたいわかった。鳥取県西部のことも度々出てきて、とりわけ出雲地域とのつながりを強く感じた。鳥取県への意識について、「永遠のライバルであり、よき仲間である」と書かれていた。すごく納得した。人口、規模、文化、社会問題、気候…どれをとっても、こんなに似ている県は、他にはない。2022/01/24

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