内容説明
金はたくさん持つな、仕事は愉快にやれ―「日本の近代資本主義の父」が残した、素晴らしき人生の知恵。
目次
第1章 堂々とした人生を歩む知恵(「自分が生きている意味」を日々見つめ直す;揺るがない「人生の物差し」を持つ;金はたくさん持つな、仕事は愉快にやれ;天命に従い、社会に恩返しを果たす;小さなことにこそ心を集中させる)
第2章 真の幸せを引き寄せる知恵(志の立て方が生涯を左右する;頑張りを生むために必要なもの;真の幸福を引き寄せる方法;禍を呼ぶ口のきき方、福を呼ぶ口のきき方;「益友」が教えてくれる人の道;失敗は得意の時期にその兆しがみえる)
第3章 『論語』に学ぶ実業の知恵(『論語』の心で「算盤」をはじく;時にはきっちり「私」を主張する;実務の本筋は武士道にあり;実業家として肝に銘じるべき四つのこと;成功という果実は努力・誠実の木になる;才能ある青年は磁石のような力を持つ)
第4章 よい習慣を身につける知恵(人間関係をうまくいかせる術;人格を磨く術;意志を鍛える術;克己心を養う術;上手に正義を貫く術;個人主義に走らず、個人主義を貫く術;何事にも動じない術;逆境を乗り越える術)
第5章 毎日を楽しく暮らす知恵(上手に叱れば恩を仇で返されない;激務をこなす渋沢流の時間管理術;「貧乏暇なし」から脱出するための最善手;読書の要は「心記」にあり)
著者等紹介
渋沢栄一[シブサワエイイチ]
「日本の近代資本主義の父」と称される実業家。1840年(天保11年)、武蔵国榛沢郡血洗島村(現在の埼玉県深谷市)の農家に生まれる。1863年(文久3年)、「尊王攘夷」思想の影響を受け、従兄たちと高崎城乗っ取り、横浜焼き討ちを企てるが計画を中止し、京都へ出奔する。1864年(元治元年)、一橋慶喜に仕える。1867年(慶応3年)、将軍・徳川慶喜の実弟であり、後の水戸藩主・徳川昭武に随行しパリ万国博覧会を見学するほか、欧州諸国の社会、経済・産業、政治、組織などに触れる。1868年(明治元年)、明治維新となり欧州から帰国。1869年(明治2年)、静岡に「商法会所」を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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壱萬弐仟縁
超運河 良
ひろ☆
ji_tian
ジャッキー