出版社内容情報
「大企業が儲かれば暮らしもよくなる」。そんな「神話」からの転換の道は? 自民党政治のゆきづまりも分析し発想の転換を提案!
目次
第1章 戦後日本の「経済成長」(成長率の変化に見る戦後日本;第一段階=高度成長時代と賃金爆発 ほか)
第2章 「失われた二十数年」の実態は(低い輸出依存度、重要なのは個人消費;経済運営の失敗は明らか ほか)
第3章 財界・大企業が求める経済政策―歴代経団連総会の方針から(安倍政権に「成長戦略」を求めていく;「財界総理」たちの総合政策 ほか)
第4章 アベノミクスがやっていること(大胆な金融緩和がもたらしたもの;第二・第三の失にも経済再生の力は見えない ほか)
第5章 自民党が描く近未来の日本社会(自民党新綱領が描く日本社会像;より詳細な設計図としての改憲案 ほか)
著者等紹介
石川康宏[イシカワヤスヒロ]
1957年北海道生まれ。神戸女学院大学教授(経済学)。京都大学大学院経済学研究科後期博士課程単位取得退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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