２０００ｄａｙｓ―過ごした日々が僕を進ませる

高橋 大輔【著】

祥伝社（2015/01発売）

• サイズ B5判／ページ数 1冊(ﾍﾟ／高さ 26cm
• 商品コード 9784396450038
• NDC分類 784.6
• Cコード C0095

出版社内容情報

競技人生にピリオドを打ち、新たな門出を迎えた高橋大輔。
現役引退を決意した本当の理由、怪我やアクシデントとの闘い、自己嫌悪と苦悩、スケートへの複雑な思い、そしてこれからの展望。
誰にも明かさなかった本心が、今ようやく語られる。ありのままの高橋大輔が、ここに!

『be SOUL』『200daysバンクーバーまでの闘い』『SOUL up』『SOUL up Exhibition』『それでも前を向くためにbe SOUL 2』シリーズ集大成の一冊。
バンクーバー五輪前から足掛け6年にわたるオン・オフリンクの写真の数々を、一挙公開。オフィシャルブックならではの貴重なオフショットが満載!

オフィシャルブックシリーズ舞台裏メイキングDVD付き。素顔の高橋大輔を追い続けた秘蔵映像を収録。

・「今」と「これから」最新の心境と本音を語る
・激闘ソチ五輪シーズンドキュメント
・自ら振り返るスケート人生20年の思い出、エピソード
・バンクーバー五輪前‾ソチ五輪シーズン、そして今日までの感動の軌跡
・特別公開! 蔵出し迷珍場面写真
・最新撮り下ろしオフショット
他

内容説明

高橋大輔オフィシャルＢＯＯＫ。特典メイキングＤＶＤ付。自らふり返る競技人生２０年と、今後の人生。今こそ明かせる本音の数々があふれ出る。密着６年間のオン・オフリンク写真が７００点以上！

著者等紹介

高橋大輔［タカハシダイスケ］
１９８６年３月１６日生まれ。岡山県倉敷市出身。８歳からスケートを始める。世界ジュニア選手権、世界選手権、ＧＰファイナルの優勝、バンクーバーオリンピックの銅メダルで「日本人男子初」の快挙をあげる。０８‐０９シーズンは右ヒザ負傷により全試合欠場。２０１４年１０月現役を引退（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ユメ]

やっぱり彼はネガティブなままで、最後までアスリートらしからぬ性格で。卑屈になりがちな私は、いつも彼のネガティブさにどこか共感を覚えていたから、そんな彼がこれだけのことを成し遂げてきたことにずっと励まされてきた。滑る姿を見られる喜びと同じぐらい、大きなものを貰ってきたように思う。悩んで、ブレながらも、「そういう自分であること」を貫き通してきた彼は、唯一無二の存在。その生き方を私たちに見せ続けてくれたことに本当に感謝している。どれだけ辛く苦しくても、「過ごした日々が僕を進ませる」この言葉が力をくれる。

2015/01/15

[akogoma＠灯れ松明の火＠ＳＲ推進委員会]

オフィシャル本第6弾。第一報を聞いた6月時点で秋に出るはずのが年明けにずれ込むときいた時ファンにはある種の予兆があった。競技生活にピリオドをうち、何もかもさらけ出したアスリート高橋大輔の魅力が詰まった1冊。メイキングDVDもしかり写真が多いのは過去5作既読ファンの要望そのままに、このシリーズでしか見られないショットばかりで本当に嬉しい。テキストは量的には少ないかもしれないが20年の想いがぎゅっと凝縮されている。涙だけは隠せないけど、感謝の気持ち一杯の笑顔で旅立ちを見送りたい。高橋大輔のリスタートに乾杯！

2015/01/09

[panashe]

ファンにはたまらない逸品。今まで支えてくれたファンに向けた贈り物。 バンクーバーからの4年間の苦悩、ファンならば知っている事ではあるけれど文章で読むと更に辛いですね。 「不器用で誠実でピュアで自己評価の低さ」は相変わらず。 採点競技ゆえ、評価(点数）はあまり気にしない彼が、唯一2012年の世界選手権についての感想が記載されています。よほど悔しかったのでしょう。公の場でこのようなコメントはしない人ですからね・・・。 ブルースをフィギュアで表現できる人は高橋大輔しかいない!!!と唸らせた名プログラムでした。

2015/01/12

[澤水月]

高橋大輔さん本。ソチ団体の羽生演技で突如男子フィギュアに興味持ち色々楽しみ勉強してて絶対外せない方と思い。興味なくとも「ガラスのハート大ちゃん」は知っていましたがここまでネガで自己評価低く他選手への複雑な気持ちも吐露しているとは絶句。逆にこんな競技者向きでないメンタルなのに重い期待を一身によく20年過ごされたなと…身体もですがまずは心を休めていただきたい

2015/04/07

[東雲]

今更だけど登録。ううん…、正直読後はかなり落ち込んだ。わかっちゃいたけど、そこまでか、そこまでか高橋大輔。そんなに落ち込むのかよ。読んでて若干ちょっとすごい引いたところもあり。まさしく本人の宣伝どおりの反応をしてしまった。この本に今までたまりに溜まった葛藤をぶつけてくれたのかしら。だとしたら大成功。あ、ニースワールドの結果に疑問を持っててくれてよかった。あの2位は納得できないよね。あれは誰が見たって1位の演技だったよ。

2015/02/09