内容説明
大学入試の過熱がピークだった1992年、受験生は123万人もいた。が、2012年には18歳人口自体が119万人に激減し、受験生は3割も減ってしまう。一方、大学の学部新設が相次ぎ、競争率は急低下。私大の半分が定員割れの異常事態に陥った。生き残りを賭けて、大学はいかに学生を集めているのか。奇策を繰り出すあの手この手は、涙なしには語れない。ここまで変わった、大学全入時代のキャンパス事情を徹底紹介!
目次
第1章 大学が大きく変わった(全入時代到来で、大学には入りやすくなった;現役で大学に進学するのが、当たり前の時代に ほか)
第2章 入試が大きく変わった(入試制度が大きく変わった国公立大;分離・分割方式に統一された国公立大入試 ほか)
第3章 学部・学科の人気も大きく変わった(“理高文低”の学部選びが最近のトレンド;とどまるところを知らない医療系人気 ほか)
第4章 受験生の大学情報収集法(大学の情報入手方法が変わってきた;願書を書いているのは、ほとんどが母親 ほか)
第5章 大学入学後~就職までも大きく変わった(学生支援は、友達作りにまで及ぶ;習熟度別クラス編成も珍しくない ほか)
著者等紹介
安田賢治[ヤスダケンジ]
1956年、兵庫県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、大学通信入社。以来、30数年にわたって、大学をはじめとするさまざまな情報を、書籍・情報誌を通じて発信してきた。現在、常務取締役、情報調査・編集部ゼネラルマネージャー。私立学校のコンサルティングにも協力し、学校経営の内実に詳しい(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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どんぐり
gonta19
ステビア
mazda
けんとまん1007