内容説明
阪神・淡路大震災を契機に、免震構造を採用する建築が急速に増加した。そこで、免震建築設計において欠陥を生じないためには特にどのような配慮が必要であるかの知識を早急に普及すべく、本書の元となった『ディテール』誌別冊は、１９９７年に緊急に編集・刊行された。本書は、その別冊を元に、その後の新しい事例を大幅に増補するとともに、解説なども全面的に見直し、改訂新版として単行本のかたちでまとめなおされたものである。
目次
１ 免震建築の計画（免震構造と耐震構造；耐震性能の考え方；維持管理 ほか）
２ 免震建築の設計（空間構成と動線；敷地条件；免震建築の計画 ほか）
３ 各部設計と詳細図例（各部設計；詳細図例）
