内容説明
ビアガーデン、オクトーバーフェスト、バーで使えるフレーズ集。注文から乾杯、お会計まで、ビール会話のすべて!ドイツといえば、ビールでしょ!ドイツビールのミニカタログ付き。
目次
1 シーン別会話集(オクトーバーフェストで;ビアガーデンで ほか)
2 ビールテイスティング(ビールの味を決める9つの要素;アルト ほか)
3 インタビュー(ペーター・デュープマイヤー(ケルンの居酒屋ウェイター)
シンディ・テプファー(ホーフブロイハウスのウェイトレス) ほか)
4 豆知識+ビール検定(ドイツビール3000年の歴史;麦芽 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サアベドラ
15
ビールに関するドイツ語の語彙・会話とドイツビールにまつわる薀蓄を一度に学べる、一粒で2度美味しい本。著者はゲーテ・インスティトゥートの講師。初級文法は端折ってるのでちょっとドイツ語を齧ったことのある人向け。とりあえず読むとビールが飲みたくなる(弱いので味は大してわからないけど)。オクトーバーフェストって古くなったビールの在庫処分からはじまったとか、ブンデスリーガではスタジアムでのビール販売OKでUEFAの試合(EUROなど)ではノンアルコールのみとか、へーへー呟きながら楽しく読めました。2017/11/23
更紗蝦
10
ドイツで飲食する時に役立ちそうなドイツ語の会話集だけでなく、ドイツビールの豆知識も載っています。ビールの見た目や風味をドイツ語で説明するための細かな言い回し(「feinporig/泡が細かい」「schlank/キリッとしている」等)も載っており、グルメ漫画のセリフを彷彿させます。ビール瓶のラベルがどれも個性的なので、写真を眺めるだけでも楽しいです。2015/11/18
きゅー
3
ドイツに行く予定もないし、ドイツ人と話す予定もないけど気になったので手にとってみた。ビールを飲むシチュエーションごとに、簡単な会話文が掲載されているが、実際にこれだけ覚えておいたからといってどうにかなるものでもあるまいし、使いどころが分からない。笑えるのが「検問にて」なんてチャプターがあるところ。そして近年日本でも有名になったオクトーバーフェストについても助言を与えてくれる。曰く、観光客は朝9時に空いている席を探しに行ったほうがいいとのこと。さすが本場は違う。三修社、ドイツ語に関しては強気の攻めである。2012/10/11
Mochizuki Keita
2
オクフェスに持っていってちょっぴり楽しさアップ。2012/10/05
garyou
1
これを読んだからといってドイツに行ってビールを飲めるとはちょっと思えないけれど、手にとってぱらぱら眺めるのに向いている。いまとなってはいつ行けるかわからないから目に毒かもしれないけれど、ドイツビールの種類とか味やその他の表現を見ているだけで楽しい。ビールの消費量が減っているというのはちょっと気になるな。あと、お酒を飲まない詩人(正確には「水を飲む詩人」)の書いた詩は大抵つまらないし忘れ去られるという古代ローマ時代の詩が気に入った。2021/07/03