ヘイト・クライムと植民地主義―反差別と自己決定権のために

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ヘイト・クライムと植民地主義―反差別と自己決定権のために

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  • サイズ B6判/ページ数 303p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784380180033
  • NDC分類 316.81
  • Cコード C0036

出版社内容情報

植民地主義を克服するために、18名の執筆者が歴史と現在を往還。差別と暴力支配の重層構造から私たちはいかにして脱却するか!?

一 序章
1 前田 朗/私たちはなぜ植民地主義者になったのか

二 植民地主義――差別とヘイトの根源を問う
2 中野敏男/「継続する植民地主義」という観点から考える沖縄
3 香山リカ/ネット社会のレイシズム状況
4 安田浩一/ヘイトのこちら側と向こう側―この社会を壊さないために
5 野平晋作/日本の植民地主義の清算とは何か―沖縄、「慰安婦」問題への向き合い方を通して
6 乗松聡子/自らの植民地主義に向き合うこと―カナダから、沖縄へ

三 在日朝鮮人に対する差別とヘイト
7 金東鶴/「高校無償化」制度からの朝鮮学校除外に対する闘い
8 辛淑玉/「ニュース女子」問題とは何か
9 朴金優綺/差別とヘイトに抗して―人種差別撤廃委員会への訴え

四 アイヌに対する差別とヘイト
10 結城幸司/差別に抗するアイヌ民族
11 清水裕二/アイヌ人骨帰還問題をめぐるコタンの会の報告
12 石原真衣/「サイレント・アイヌ」と自己決定権のゆくえ

五 琉球に対する差別とヘイト
13 島袋 純/琉球/沖縄に対する差別に抗して
14 ?良沙哉/琉球/沖縄における植民地主義と法制度
15 新垣 毅/沖縄の自己決定権を求めて
16 宮城隆尋/奪われた琉球人遺骨
17 松島泰勝/新たなアジア型国際関係における琉球独立―日米安保体制からの解放を求めて

六 結章
18 木村 朗/沖縄(琉球)差別の起源と沖縄問題の本質を問う――グローバル・ファシズムへの抵抗と植民地主義への告発

前田 朗[マエダ アキラ]
著・文・その他/編集

木村 朗[キムラ アキラ]
著・文・その他/編集

中野 敏男[ナカノ トシオ]
著・文・その他

香山 リカ[カヤマ リカ]
著・文・その他

安田 浩一[ヤスダ コウイチ]
著・文・その他

野平 晋作[ノヒラ シンサク]
著・文・その他

乗松 聡子[ノリマツ サトコ]
著・文・その他

金 東鶴[キム ドンハク]
著・文・その他

辛 淑玉[シン スゴ]
著・文・その他

朴金 優綺[パクキム ウギ]
著・文・その他

結城 幸司[ユウキ コウジ]
著・文・その他

清水 裕二[シミズ ユウジ]
著・文・その他

石原 真衣[イシハラ マイ]
著・文・その他

島袋 純[シマブクロ ジュン]
著・文・その他

?良 沙哉[タカラ サチカ]
著・文・その他

新垣 毅[アラガキ ツヨシ]
著・文・その他

宮城 隆尋[ミャギ タカヒロ]
著・文・その他

松島 泰勝[マツシマ ヤスカツ]
著・文・その他

内容説明

植民地主義を克服するために、18名の執筆者が歴史と現在を往還。差別と暴力支配の重層構造から私たちはいかにして脱却するか!?

目次

1 序章
2 植民地主義―差別とヘイトの根源を問う
3 在日朝鮮人に対する差別とヘイト
4 アイヌに対する差別とヘイト
5 琉球に対する差別とヘイト
6 終章

著者等紹介

木村朗[キムラアキラ]
1954年8月生れ、北九州市小倉出身。鹿児島大学法文学部教授。日本平和学会理事、東アジア共同体・沖縄(琉球)研究会共同代表

前田朗[マエダアキラ]
1955年札幌市生れ。東京造形大学教授、朝鮮大学校講師、日本民主法律家協会理事、東アジア共同体・沖縄(琉球)研究会共同副代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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紫草

6
「植民地主義」「在日朝鮮人に対する差別とヘイト」「アイヌに対する差別とヘイト」「琉球に対する差別とヘイト」という主に4つの章と編者による序章、終章からなる論文集。読んでいて暗い悲しい気持ちと現状に苛つく気持ちになるけれど、読まないわけにはいかない。何も行動できないけどせめて読むくらいは、と思って読む。特に響いたのは乗松聡子氏「琉球/沖縄を差別していることを認識さえしない(中略)われわれ一人ひとりが目を向けたくない植民地主義の罪と責任に敢えて目を向けて取り組んでいかなければいけない。」2019/05/14

そーすけ

2
25*安田浩一さんや辛淑玉さんたちの文章が含まれているので、読んだ。アイヌ、琉球、在日。北も南も植民地か……。琉球新報の記者だからといって東京で不動産屋から部屋貸しを断られることがあるなんて、本当にビックリした。朝鮮学校や、アイヌ・琉球人骨盗掘問題は、更に学びたいな。サイレント・アイヌ。植民地に関する部分は、難しかった……。2019/01/31

おくら

0
「サイレント・アイヌ」のところで、ファノンのネグリチュードに対しての疑念を思い出した。 「伝統文化」にも「多数派社会」にも馴染めない人たちの集いの場を見つけることの困難さ。「マイノリティが声をあげられるようになった」と言われる一方で、だからこそ声をあげることができない人も多くいる。2021/02/27

健康平和研究所

0
108ページ 乗松聡子さんが基地を引き取ることについて自衛隊を聖域化して米軍問題だけを扱うことも意味を為さないと述べられている 「沖縄の基地を引き取る会・東京」も、米軍も自衛隊も沖縄に押し付けてはいけないという意味で「基地」とした2019/06/07

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