川のむこうの図書館

個数:
  • ポイントキャンペーン

川のむこうの図書館

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年04月27日 01時43分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 160p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784378015545
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

図書館に苦い思い出がある竜司。仲間三人での調べ学習のため図書館へ行くことに…「図書館は好きじゃないんだ」小学校六年生の竜司は、図書館に苦い思い出がある。土器のかけらをきっかけに、竜司は、美紀、悠人と遺跡の調べ学習に取りくむことに。図書館へ通ううち、いつしか、竜司の中で何かが変わっていく…「坂の上の図書館」に続く、もうひとつの物語。

池田ゆみる[イケダユミル]
著・文・その他

羽尻利門[ハジリトシカド]
イラスト

内容説明

「図書館は好きじゃないんだ」竜司は図書館にいやな思い出がある。卒業前の自由研究で、美紀、悠人といっしょに班になった竜司。土器のかけらをきっかけに、三人は近所の遺跡を調べることに。“どうしたって、あそこへは行かなければならない”図書館へ通いながら、調べ学習を進めるうちに、いつしか、竜司の中で何かが変わっていく…。「坂の上の図書館」に続く、もうひとつの物語。

著者等紹介

池田ゆみる[イケダユミル]
神奈川県生まれ。法政大学文学部卒業。図書館司書、ドールハウス作家を経て、友人とアートギャラリーを運営。『空が燃えた日』が『鬼ヶ島通信』47号で入選。デビュー作『坂の上の図書館』(さ・え・ら書房)が、埼玉県推奨図書、ならびに茨城県優良図書などに選ばれる。日本児童文学者協会、JBBY会員。児童文学同人誌「ももたろう」同人

羽尻利門[ハジリトシカド]
兵庫県生まれ。立命館大学国際関係学部卒業。日本児童出版美術家連盟(童美連)会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はる

69
小学校六年生の竜司は、自分の犯した過ちのせいで図書館に苦い思い出がある。家庭の問題もあり、投げやりで人と距離を置いていた竜司。だが、学校の自由研究のために図書館に通ううちに何かが変わり始める…。人は一人では生きてけない。人との関わりを通して彼が前向きになっていく物語は爽やかです。ただ展開がやや強引ですね。図書館や司書さんももっと登場して欲しかったし前作のほうが好みかな。ダメな母親のキャラクターが妙に生々しい。2018/03/22

ぶんこ

49
生活に疲れた母との母子家庭で育つ竜司。希望の見えない生活で何事にも興味の持てなかった竜司が、卒業前のグループ別発表会で悠人と美紀、そして「ふるさと公園」の管理人のおじいさんと調べごとをするうちに、トラウマだった図書館への苦手意識から解放されていきます。子どもが図書館を好きになっていくのは気持ちいいものです。おじいさんが素敵でした。竜司のような子にとっての「居場所」を作ってくれて、ありがとうと言いたかったくらいです。2018/03/30

瑪瑙(サードニックス)

43
『坂の上の図書館』に登場した竜司君のお話。竜司君にもそういう複雑な事情があったのですね。でも図書館を好きになってくれて良かった。悠人くんや美紀さんと同じ班になり、自由研究で図書館を利用したり、現地を調べに行ったり、古民家を管理しているおじいさんにお話を聞いたりしながら成長していく姿が良かったです。竜司君が自分の気持ちをしっかりお母さんに言えて良かった。最後の自由研究の発表会も楽しかったです。2020/01/20

しょこ

39
前作『坂の上の図書館』で雑誌を無断持ち出ししてしまった竜司くん。それ以来「図書館は好きじゃないんだ」と言っていたのはちゃんと罪悪感を持っていたからだったのね。うん、決して悪い子じゃないのだ。母親の都合で引っ越し、新たな土地で出会った大人や同級生、そして図書館。「ありがとう」と言った言葉や、自由研究で自分のアイディアが採用されたり、自分の存在を認めらることで、少し自分に自信を持てた竜司くんにほっとした。そして親譲りの(?)研究肌の悠人くんの存在がキラリ☆「自由研究は競争じゃないと思うけど」うん、ずばり!2018/10/05

chiaki

37
図書館に嫌な思い出のある竜司。(前作『坂の上の図書館』より)何に対しても無気力を装う竜司だが、自由研究とふるさと公園のおじいさんとの出逢い、そして一冊の本を巡る友だちとのちょっとした諍もきっかけとなり、図書館という目の前の無限に開かれた世界に、次第に心を開いていく。冒頭は子どもの夕食をコンビニ弁当で済まさざるを得ない竜司の家庭環境が描かれていて、切なくて胸が締め付けられる。子どもが図書館と関わる話って好き。果てしない可能性と未来を感じる。竜司くんはこの先どの街に行ってもきっと、まずは図書館を探すだろうな。2018/03/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12586555
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。