内容説明
屋久島のヘミシンクで出会った白い神のヨオクと黒い神のゴオル。奄美のユタ神様たちが教えてくれた「祟る神」と「守る神」。加計呂麻島のセリ、湯湾岳をさまよう死者の霊。島には神々と精霊達が宿っていた。
目次
第1章 空に浮かぶ屋久島(生まれ変わるための旅;人生に数度しか訪れない幸福な時間 ほか)
第2章 奄美大島のユタ神様(胴体着陸、滑走路と海とどっちがいい?;奄美にサトウキビがなければ明治維新は起こらなかった ほか)
第3章 加計呂麻島でソウルメイトに再会した日(四駆でもない一リッターのFFで行けとおっしゃる?;ここは勢里―えーっ、セリ? ほか)
第4章 奄美のユタ・バーにて(「神だぁーり」からユタ神様へ;死後の世界は存在するか? ほか)
第5章 神高い湯湾岳で姉妹の霊に会う(幻臭をまとった二人;この世に生きている人達ではない)
著者等紹介
山川健一[ヤマカワケンイチ]
小説家。アメーバブックス新社取締役編集長。1953年7月19日生まれ。B型。県立千葉高校、早稲田大学商学部卒業。1977年早大在学中に『鏡の中のガラスの船』(講談社)で「群像」新人賞優秀作受賞。以後、ロック世代の旗手として次々に作品を刊行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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