内容説明
中年を過ぎると、知っているはずの言葉・人名が出てこない人も多いだろう。実はこれは立派なボケ予備軍で、放っておけば高齢になってボケる可能性大。認知症になりやすい心理・環境・習慣をどれだけ避けられるかが、ボケる脳とボケない脳の境目となるのだ。自分次第で、いつまでも若々しい脳を保てる!
目次
第1章 淋しい人はボケる(ストレスを受けると、脳はどんどん老化する;60歳前にうつ病を経験した人は、ボケるリスクが3.76倍に ほか)
第2章 脳が若い人と老化している人は何が違うのか(「ボケるのは遺伝」は正しくない;脳はどうやって情報を理解するのか ほか)
第3章 物忘れが多すぎる人はボケ予備軍(物忘れをする人は、すでに脳の老化が始まっている;昨日読んだ本の内容が思い出せないのはボケ予備軍 ほか)
第4章 認知症になる心理と習慣(100歳になっても元気な人に共通していること;腹七分目が長生きのコツ ほか)
第5章 ボケを治す薬はいつできるのか(G8サミットでの目標は、2025年までに認知症の治療法を確立すること;アルツハイマー病の本当の原因は何か ほか)
著者等紹介
高島明彦[タカシマアキヒコ]
理学博士。国立長寿医療研究センター分子基盤研究部長。1954年、長崎県生まれ。九州大学理学部卒業、同大学理学部大学院生物学研究科修士修了。佐賀医科大学、米国国立衛生研究所、三菱化学生命科学研究所などの研究員を経て、97年から理化学研究所脳科学総合研究センターのアルツハイマー病研究チーム・チームリーダー。2011年から現職。これまで東京大学農学部、東京女学館で非常勤講師、東京工業大学生命理工学部、福岡大学薬学部の客員教授を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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