内容説明
日本の仏教はさまざまな宗派に分かれており教義や実践方法が大きく異なる。にもかかわらず多くの人、とくに地方から都会に出て菩提寺とのつきあいを絶った人は関心を持たない。だが親や親戚の葬儀を営む段になって途端に宗派を気にするようになる。家の宗旨に合った僧侶を導師として呼ばねばならないからだ。そこで初めて「うちは○○宗だったのか」と知る。そもそも宗派とは何か。歴史上どのように生まれたのか。本書は、日本の主な仏教宗派を取り上げ、その特徴、宗祖の思想、教団の歩み、さらに他宗派との関係、社会的影響をわかりやすく解説した。
目次
序章 仏教において宗派とは何か;第1章 日本仏教宗派の源流、南都六宗(法相宗、華厳宗、律宗+聖徳宗);第2章 仏教の総合大学、比叡山の天台宗;第3章 謎多き密教のスーパースター空海の真言宗;第4章 元祖・念仏信仰、浄土宗;第5章 親鸞が開いた日本仏教の最大宗派、浄土真宗;第6章 さまざまな禅文化が花開いた臨済宗(+黄檗宗);第7章 葬式仏教の生みの親でもある道元の曹洞宗;第8章 2度も流罪に処された日蓮の日蓮宗;第9章 その他の宗派(融通念仏宗、時宗、日蓮正宗)、そして新宗教と葬儀



