内容説明
僕が恋した少女は、「好き」という言葉がない国で育った。けれど、少女は、僕の知らない美しい音楽を知っていた―。世界をひとつにする魔法を見つけた、ちっぽけな僕たちの物語。タモリの発案を、キングコング西野が、過去最高の純度でモノクロームの絵本に。
著者等紹介
にしのあきひろ[ニシノアキヒロ]
西野亮廣。1980年7月3日兵庫県生まれ。99年梶原雄太と漫才コンビ「キングコング」結成。「NHK上方漫才コンテスト」で最優秀賞など受賞多数。現在、レギュラー番組で活躍する一方、漫才ライブやソロトークライブなどの活動も、演劇やショートムービーの脚本・演出、クレイアニメの制作も(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yanae
65
西野さんの絵本。しかも原案はタモリさん。原案のほうにびっくりして手に取ってしまいました。素敵なお話でした。絵は白黒だけでももちろんすごく素敵なんだけど、やっぱり内容がとても深い。好きがあるから争いは怒る。感動こそは平和になる魔法になる。馬鹿にされながらもずっと一途に魔法のために準備する主人公がすてき。最後のページにも感動した。子供というより大人が読む絵本。とてもとても素敵、西野さんの作品大好きです♡2019/04/03
かんらんしゃ🎡
53
★元は同じ民族なのに南北に分かれたり東西に分かれたり、この絵本のように上下に分かれたり。何年もたつと環境も価値観も変わり、仮想敵国に見立ててしまう。あるいは列強の代理戦争の舞台にされてしまう。地球上にはこんな事が多くあった。★音楽で感動を共有。陳腐だけどほんの少し心が繋がる気もする。スポーツも同じだ。日中国交正常化には確かにピンポン外交が大きく貢献した。2017/01/21
Emperor
46
目に見えないものの力って、なんだか胡散臭くて嫌いなんだけど、西野さんの描く世界でなら信じられる。2018/11/16
キジネコ
44
何かの鉱脈があるとする、例えばの話です。ダイアとか石油、大航海時代の海に消えた財宝でもいい。その鉱脈だか埋蔵物の可能性を指して「此処掘ってみな」とタモさんが云ったとする。掘り始めたのがニシノ君… 読者もタモさんも彼が掘り当てるか?どうか… 見守ってる。で彼、最初の手ごたえに満足して掘ることを止めてしまう。タモさんが「おっしいなあ~」って苦笑いしてる… もう少し、例えばあと一回分深く掘れば全く違うものにスコップが当たる…ていう残念な感じが、この本にはあります。絵も御話も完結してない…凄おおく う~ん…です。2018/03/09
さっちん@顔面書評
39
西野亮廣さんの2012年発刊の絵本です。 「どれ、奇跡の話をしようじゃないか。」から始まる世界を繋ぐ奇跡の物語。 LOVE& PEACEではなく、LOVE&WAR。 ENTERTAINMENTで世界を繋ぐ。 そんな著者の活躍に期待したくなる作品です。 応援しています。2019/12/20