出版社内容情報
真面目にやっているのに、なぜか伸びない――
あなたのビジネス・学習法にひそむ“残念”とは?
ベストセラー『残念な人の思考法』『残念な人の仕事の習慣』で、頭は悪くないのにどこか惜しい、そんなビジネスマンについて考察した山崎将志氏が、英会話学校経営者・Dean R. Rogers氏の協力を得て、大人のための効果的な英語勉強法について説いたのが本書。「日本人の英語はなぜ残念なのか」「大人の勉強をサポートしてくれる優れた教材とは」「勉強時間はどうやって確保するのか」など、独自の分析と目からウロコの学習法が満載!
〈英語学習の残念度チェック〉
□ 発音をカタカナで覚えている
□ 今の仕事に英語は必要ないと思う
□ 面白くない単語帳でも、根性で最後までやり通す
□英会話スクールでノートを取る
□ TOEICの点数が伸び悩んでいる
□ “a”と“the”のミスが直らない
→チェックのついた方には本書の効き目大!
〈目次より〉
●英語を学ぶには大人のほうが有利
●大人の勉強にはアンラーニングが必要
●730点取れたら、TOEICの勉強を離れる
●聞き流しはムダ、「聞き込んでしまう」教材がよい
●「日本人は英語ができない」のはチャンス
●仕事ができると英語もできるようになる
著者からのメッセージ
今さら英語の勉強法の本など出して、ヤマザキは何を考えているんだろう。
もっともな意見だと、私も思う。
何といっても、英語の教材ほど、量的にも質的にも充実しているジャンルはないのだ。他のジャンルでは類を見ない、充実度ナンバーワンの学習環境が英語には整っている。
なのに、日本人は英語ができない。
高校卒業程度の人で最低でも約850時間、大学受験をした人や英語に注力した人なら1,700時間ほど勉強してきたはずである。
でも、いまだにできない。
何しろ、TOEICテストのグローバルランキングは25位だという。
もう、英語の勉強はやめよう。
「英語を勉強しなきゃ」の強迫感から逃れようではないか。
つまり、英語の勉強を「期限付きのプロジェクトにしよう」ということである。
本書は、主に忙しいビジネスパーソンを対象として、ビジネスに必要な英語力を最短で身につけるための考え方と勉強法を述べていく。
もちろん、ビジネスパーソン以外の人が読んでも役に立つはずだ。その場合は、あなたに合った状況や目的に置き換えて読んでもらえばよいと思う。
なお、内容の客観性を担保し、私以外の経験を取り入れるために、本書はディーン・ロジャース氏と共著の形をとっている。彼はカリフォルニア州サンタバーバラ生まれ、UCLA出身のアメリカ人であり、私の10年来の友人だ。現在は日本に複数の教室を持つ英会話学校の経営者で、夫人は日本人である。
我々日本人は世界的に見てもクリエイティブで優秀であると思う。しかしながら、英語の話になると、なぜか悲観的になってしまう。
私はもう、日本人は英語が苦手だなどという話を耳にしたくない。これまでも、そしてこれからも世界を相手にビジネスをする以外に我々の成長の道はない。
たとえ政治が残念でも、学校の先生が残念でも、あなたの周りの人が残念であっても、あなた自身ができるようになることが何より重要だ。
本書のメッセージを汲み取っていただければ、絶対にあなたの目標は達成できるはずだ。 山崎将志
山崎将志(やまざき まさし)
ビジネスコンサルタント。1971年、愛知県生まれ。東京大学経済学部卒業。94年にアクセンチュア入社後、2003年に独立。事業再生コンサルティングのアジルパートナーズ、家事を宅配する生活総合支援サービスのカジタク、5円コピーのAPソリューションズ、プロフェッショナル研修の知識工房など複数の事業の運営に、株主、経営者、実務担当者の3つの立場から携わる。神戸大学経営学部非常勤講師(09年度)。著書に『残念な人の思考法』『残念な人の仕事の習慣』『会議の教科書』などがある。
Dean R. Rogers(ディーン・R・ロジャース)
ディーンモルガン株式会社代表取締役兼CEO。1975年、カリフォルニア州サンタバーバラ生まれ。UCLA卒業。19歳の時に初めて訪日して以来、数度の日本滞在を経て、2001年にアメリカのソフトウェア会社に採用され日本で働き始める。その後独立し、現在は東京・大阪に9教室を展開する英会話学校の経営者であり、輸入業やスポーツウェア販売など5つの会社の取締役も務める。
内容説明
身につく勉強は独学にかぎる。ネイティブでも全問正解できないTOEICにこだわるな。発音ができれば、問題の半分は解決する。―ベストセラー『残念な人の思考法』の著者直伝、英語も仕事もできる人になる方法。
目次
1章 日本人の英語はなぜ通じないのか
2章 間違いだらけの英語学習
3章 もしネイティブがTOEICを受けたら
4章 脱・残念な英語
5章 説得力の要は発音
6章 一生もののボキャブラリーと文法
7章 ビジネス英語のフレームワーク
8章 英語以前の学びの本質
著者等紹介
山崎将志[ヤマザキマサシ]
ビジネスコンサルタント。1971年、愛知県生まれ。東京大学経済学部卒業。94年にアクセンチュア入社後、2003年に独立。事業再生コンサルティングのアジルパートナーズ、家事を宅配する生活総合支援サービスのカジタク、5円コピーのAPソリューションズ、プロフェッショナル研修の知識工房など複数の事業の運営に、株主、経営者、実務担当者の3つの立場から携わる。神戸大学経営学部非常勤講師(09年度)
ロジャース,ディーン・R.[ロジャース,ディーンR.][Rogers,Dean R.]
ディーンモルガン株式会社代表取締役兼CEO。1975年、カリフォルニア州サンタバーバラ生まれ。UCLA卒業。19歳の時に初めて訪日して以来、数度の日本滞在を経て、2001年にアメリカのソフトウェア会社に採用され日本で働き始める。その後独立し、現在は東京・大阪に9教室を展開する英会話学校の経営者であり、輸入業やスポーツウェア販売など5つの会社の取締役も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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